ハローバイバイ・
関暁夫の
都市伝説は、お笑い芸人であり、
都市伝説の語り手として知られる
関暁夫が書いた書籍シリーズです。初めての本は
2006年11月に「信じるか信じないかはあなた次第」として
竹書房から刊行され、以降も続編が出るほどの人気を誇ります。シリーズの魅力は、身近に感じられる
都市伝説を取り上げ、軽妙な語り口で読者に提供している点です。
シリーズの歴史と累計販売数
このシリーズは、200万部以上が販売され、様々な媒体で取り上げられています。各巻ごとに異なるテーマやエピソードが展開されており、続編も次々に発表されています。以下に主要な書籍をリストアップします。
- - 『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説 信じるか信じないかはあなた次第』(2006年11月、ISBN 978-4812429488)
- - 『ハローバイバイ・関暁夫の都市伝説2 受け継がれし語られる者たちへ』(2008年7月、ISBN 978-4812434284)
- - 『S・セキルバーグ関暁夫の都市伝説3 幸せを呼ぶピンクの四葉のクローバー』(2010年10月、ISBN 978-4812443378)
- - 『Mr.都市伝説 関暁夫の都市伝説4 新時代の扉がいま開かれる』(2012年8月、ISBN 978-4812490457)
- - 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説5 メディア洗脳から覚めたみなさんへ』(2014年12月、ISBN 978-4812488201)
- - 『Mr.都市伝説・関暁夫の都市伝説6 2018年最後の審判が下される!』(2016年8月、ISBN 978-4801907997)
コミック版とその展開
また、
関暁夫の
都市伝説を原作としたコミック版も多数出版されています。コミック化された作品も人気を集めており、視覚的に楽しめるエピソードが展開されています。特に、以下の書籍は、原作の内容を基にしたコミックとして刊行されました。
受けた評価と批判
一方で、このシリーズには批判も存在します。たとえば、トンデモ本に詳しい山本弘氏は、第1巻に掲載された内容に触れ、悪質なデマが含まれていると指摘しました。その内容は、地震兵器による攻撃が世界の大地震を引き起こしているというもので、この情報に基づく募金活動が実際には
フリーメイソンに利用されている疑いがあるとされ、問題視されています。こうした批判は、
都市伝説や情報の扱い方についての重要な問題を提起しています。
結論
ハローバイバイ・
関暁夫の
都市伝説は、広範な読者に向けて興味深いエピソードを提供し、
都市伝説を新たな視点で楽しむことができる作品となっています。一方で、情報の正確性やその影響については、常に考慮する必要があることも忘れてはいけません。このシリーズは、
都市伝説というジャンルの中で独自の地位を築き上げ、多くのファンに支持されています。