ハートブレイク

藤井フミヤの「ハートブレイク」は、1995年8月2日にポニーキャニオンからリリースされた7枚目のシングルです。この楽曲は、TBS系東芝日曜劇場『パパ・サヴァイバル』の主題歌として起用され、ドラマのストーリーを彩りました。

「ハートブレイク」の大きな特徴は、作曲・編曲を布袋寅泰が担当している点です。布袋寅泰は、日本を代表するギタリストであり、数多くのアーティストへの楽曲提供やプロデュースを手がけています。この楽曲では、布袋自身も演奏とバックコーラスで参加しており、藤井フミヤとのコラボレーションが実現しました。また、藤井フミヤは布袋寅泰が同年にリリースしたシングル「スリル」のバックコーラスを務めており、互いの作品に参加し合うという貴重な交流が見られました。

収録曲は以下の通りです。

1. ハートブレイク
2. Labyrinth
3. Labyrinth(instrumental)
4. ハートブレイク(instrumental)

全曲の作詞は藤井フミヤ自身が手掛けており、作曲・編曲は布袋寅泰が担当しています。これにより、藤井フミヤの独特な歌詞の世界観と、布袋寅泰の洗練された音楽性が融合し、唯一無二の楽曲が誕生しました。カップリング曲である「Labyrinth」も、同様に藤井フミヤの作詞と布袋寅泰の作曲・編曲による楽曲であり、アルバムに収録されることはありませんでした。

「ハートブレイク」は、藤井フミヤのベストアルバム『STANDARD』、ベストアルバム『SINGLE'S』にも収録されています。

「ハートブレイク」は、藤井フミヤの音楽キャリアにおいて、新たな一面を拓いた楽曲と言えるでしょう。布袋寅泰とのコラボレーションによって生まれたこの楽曲は、多くのファンに愛され続けています。ドラマ主題歌としての役割だけでなく、藤井フミヤと布袋寅泰という二人の才能が融合した作品として、音楽史においても重要な位置を占めています。

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