ハードコア・メカ

『ハードコア・メカ』の詳細

ゲーム概要

『ハードコア・メカ』（HARDCORE MECHA）は、中国のインディーズゲーム会社、RocketPunch Gamesによって開発された2D横スクロールのアクションゲームです。2019年6月27日よりPlayStation 4|PlayStation_4およびSteamからダウンロード専用でリリースされ、2020年10月15日にはNintendo Switch版も登場しました。

このゲームは、スタッフのLouiky Muが、特に日本の「スーパーロボット大戦シリーズ」に強い影響を受けたことから生まれました。彼らは、ロボット同士の戦闘をデモに留まらせず、プレイヤーが自分で操作して楽しめるようなゲーム体験を目指しました。資金調達にはKickstarterを利用し、高額の支援者には特典として「サンダーボルト」というロボットのフル可動フィギュアが贈られました。

ゲームモード

『ハードコア・メカ』は一人用のストーリーモードと、2人から4人で遊べるオンライン対戦モードを搭載しています。2020年1月のアップデートでは、ストーリーモードのクリア後に遊べるサバイバルシミュレーションモードが追加され、さらなるプレイの幅が広がりました。

PS4版は、アークシステムワークスとの契約が終了したことに伴い、2020年7月30日に配信が終了しましたが、翌日にはRocketPunch Gamesによる新たな販売版が登場しています。DLCは別途扱われています。

ストーリー

あらすじ

物語の舞台は、「メカ」と呼ばれる人型ロボットが戦場を制圧した時代です。内戦が終息してから30年後、ネオ国際連合の下で平和と繁栄が訪れました。また、地球と火星がワームホールによって繋がり、資源不足の解消が期待されていました。ところが火星の急速な発展は多くの問題を引き起こし、失業者や過激派が増加し始めていました。

U.N.Fは火星へ部隊を送りましたが、反乱軍「スティールドーン」が既に活動を開始していました。さらに、U.N.Fの情報士官であるアイラタニヤ・キルナ（コードネーム「A」）が襲撃を受け、拉致される事態に陥ります。この問題を解決するため、民間軍事会社「ハードコア・ディフェンス社」と契約し、エースパイロットのタレサー・オコーネルが最新鋭機「サンダーボルト」を駆って火星に向かうことになります。

登場キャラクター

本作には、多彩なキャラクターが登場します。タレサー・オコーネルやエドガー・フォイエルバッハ、モリス・ヤシールらが「ハードコア・ディフェンス社」のメンバーで、彼らはそれぞれ異なる個性を持っています。一方で、ネオ国連武装軍サイドのアイラタニヤ・キルナやリヒター・ホフマンなども物語の中で重要な役割を果たします。また、敵側には反乱軍「スティールドーン」のボス、ヴォルフェス・ボナパルトなどが存在します。

メカニクス

本作の魅力は多様なロボット「メカ」を操ることです。サンダーボルトシリーズやヴィンディケーター系列など、プレイヤーは各種メカを選び、戦闘を楽しむことができます。また、DLCやバッカー特典として手に入る特別な機体も数多く存在します。

主題歌

「ハードコア・メカ」の主題歌『Dash & Strike』はINSPION Sound Teamによって作詞され、黒沢ダイスケが作曲を担当しました。歌は影山ヒロノブによって歌われ、物語の雰囲気を盛り上げています。

おわりに

『ハードコア・メカ』は、アクションとストーリーが融合した魅力的なゲーム体験を提供します。多様な機体やキャラクターが活躍するこの作品は、ロボットアクションファンにとって必見のタイトルと言えるでしょう。

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