ハーフライフ2 サバイバー
『ハーフライフ2 サバイバー』（Half-Life 2: Survivor）は、タイトーがアーケードゲーム向けに開発したファーストパーソン・シューティングゲーム（FPS）です。原作であるPC版『ハーフライフ2』をベースに、アーケードゲームとしての要素を加え、2006年6月にリリースされました。本作は、タイトーのアーケード用ネットワークサービス『NESYS』に対応しており、全国のプレイヤーとのオンライン対戦が可能でした。また、別売りの専用カードを使用することで、ゲームの途中経過を保存したり、全モードでネットワークランキングに参加することができました。
アーケード基板には『バトルギア4』でも使用されたTaito Type X+が採用され、サウンドにはTX SURROUNDを搭載。操作インターフェースとしては、左右のスティックと2つのペダルを使用します。ゲーム内の表現においては、PC版にあったグロテスクな表現が一部抑えられており、例えばゾンビの腹が裂けて内臓が露出するような描写は修正されています。
2007年11月29日に一旦ネットワークサービスは終了しましたが、その後Ver2.0として復活し、2007年12月7日にネットワークプレイが再開されました。しかし、Ver2.0のネットワークプレイも2010年2月1日に再び終了し、以降はオフラインでの稼働となっています。ランキング閲覧やカードによるカスタマイズなどのオンライン機能も、2010年2月25日にサービスを終了しました。本作のオンラインサービス終了とほぼ同時期に、開発スタッフが手がけた新作FPS『サイバーダイバー』が2009年12月17日に稼働を開始。本作のデモ画面では『サイバーダイバー』の予告が流れるなど、実質的に後継タイトルとしての位置付けとなっています。
操作は、左スティックで移動、右スティックで視点移動と攻撃を行います。視点の上下移動は、操縦桿のようにスティックを手前または奥に倒すことで行い、左右移動はスティックを傾けるのではなく、見たい方向にスティックを向けます。親指の位置にあるボタンはトランシーバー、ダイヤルは武器セレクター、人差し指のトリガーで発射します。
ペダルは左がしゃがみ、右がジャンプに対応。スタートボタンは、カードを使用せずにゲームを開始するだけでなく、長押しすることで強制終了が可能です。強制終了した場合、ストーリーモードやミッションモードではプレイが無効となり、バトルモードでは敗戦扱いとなります。
NESYSカードを使用することで、ゲームの戦績が記録され、ネットワークランキングに登録されます。カードは専用の販売機または店舗カウンターで購入でき、筐体のカードリーダーに挿入して使用します。新規カードでは、キャラクターの選択と名前登録を行い、100回まで使用可能です。100回使用後も、新たにカードを購入し、引き継ぎを行うことで再度100回使用できます。
PC用Webサイト「HL2 SURVIVOR キャンプ」では、カードの利用期限撤廃、バトルモード用トランシーバーメッセージの設定、カード1枚につき1回の名前変更、武器変更などのカスタマイズが可能です。なお、キャンプに登録されていないカードは、最終プレイから90日経過すると使用できなくなります。毎日午前6時から定期メンテナンスのためサービスが停止し、カードを使用したプレイは午前8時、キャンプは午前10時まで利用できません。また、筐体のネットワークランプが消灯している場合は、カードを使用したプレイはできません。
ストーリーモード
シングルプレイ専用モードで、PC版『ハーフライフ2』をアーケード向けにアレンジした内容です。全10チャプターで構成され、各チャプターは複数のシーンに分かれています。各シーンにはクリア条件が設定されており、それを達成することで次のシーンに進むことができます。カードを使用しない場合は、チャプター1から3までプレイ可能で、カードを使用すると、チャプターをクリアするごとに次のチャプターが開放されます。チャプター1は基本的な操作方法を解説するチュートリアルを兼ねています。
ミッションモード
シングルプレイまたは店内マルチプレイ（2～4人）で遊べるモードです。3つのミッションから選択し、時間制限内にミッション達成を目指します。店内マルチプレイではハイスコアは記録されません。難易度は、カード未使用の場合はNORMALのみですが、カードを使用すると、ミッションをクリアするごとに難易度（HARD、SUPER HARD）が追加されます。
バトルモード
8人対戦のマルチプレイモードで、4対4のチームに分かれてデスマッチを行います。店内対戦または全国対戦を選択でき、店内対戦ではチーム選択が可能ですが、全国対戦ではチーム選択はできません。マッチングが成立しない場合は、不足人数分のCPUが参加します。バトルマップは毎週月曜日に切り替わり、一部の弾薬は補充できません。トランシーバーボタンを押しながら武器セレクターでメッセージを選択し、トリガーで送信することができます。敵を倒すとポイントが加算され、落としたドッグタグを拾うとさらにポイントが加算され、ライフも回復します。先に25000ポイント獲得するか、時間切れ時にポイントが多いチームが勝利となります。全国対戦では、プレイヤーのレベルに応じて初級者、中級者、上級者でマッチングされ、バトルを重ねることでレベルアップし、10段階目までレベルアップするとクラスアップと同時に新たな武器が手に入ります。フレンドリーファイアが設定されているため、意図的な味方への攻撃が問題視されています。
アーケード基板には『バトルギア4』でも使用されたTaito Type X+が採用され、サウンドにはTX SURROUNDを搭載。操作インターフェースとしては、左右のスティックと2つのペダルを使用します。ゲーム内の表現においては、PC版にあったグロテスクな表現が一部抑えられており、例えばゾンビの腹が裂けて内臓が露出するような描写は修正されています。
2007年11月29日に一旦ネットワークサービスは終了しましたが、その後Ver2.0として復活し、2007年12月7日にネットワークプレイが再開されました。しかし、Ver2.0のネットワークプレイも2010年2月1日に再び終了し、以降はオフラインでの稼働となっています。ランキング閲覧やカードによるカスタマイズなどのオンライン機能も、2010年2月25日にサービスを終了しました。本作のオンラインサービス終了とほぼ同時期に、開発スタッフが手がけた新作FPS『サイバーダイバー』が2009年12月17日に稼働を開始。本作のデモ画面では『サイバーダイバー』の予告が流れるなど、実質的に後継タイトルとしての位置付けとなっています。
基本操作
操作は、左スティックで移動、右スティックで視点移動と攻撃を行います。視点の上下移動は、操縦桿のようにスティックを手前または奥に倒すことで行い、左右移動はスティックを傾けるのではなく、見たい方向にスティックを向けます。親指の位置にあるボタンはトランシーバー、ダイヤルは武器セレクター、人差し指のトリガーで発射します。
ペダルは左がしゃがみ、右がジャンプに対応。スタートボタンは、カードを使用せずにゲームを開始するだけでなく、長押しすることで強制終了が可能です。強制終了した場合、ストーリーモードやミッションモードではプレイが無効となり、バトルモードでは敗戦扱いとなります。
NESYSカード
NESYSカードを使用することで、ゲームの戦績が記録され、ネットワークランキングに登録されます。カードは専用の販売機または店舗カウンターで購入でき、筐体のカードリーダーに挿入して使用します。新規カードでは、キャラクターの選択と名前登録を行い、100回まで使用可能です。100回使用後も、新たにカードを購入し、引き継ぎを行うことで再度100回使用できます。
PC用Webサイト「HL2 SURVIVOR キャンプ」では、カードの利用期限撤廃、バトルモード用トランシーバーメッセージの設定、カード1枚につき1回の名前変更、武器変更などのカスタマイズが可能です。なお、キャンプに登録されていないカードは、最終プレイから90日経過すると使用できなくなります。毎日午前6時から定期メンテナンスのためサービスが停止し、カードを使用したプレイは午前8時、キャンプは午前10時まで利用できません。また、筐体のネットワークランプが消灯している場合は、カードを使用したプレイはできません。
ゲームモード
ストーリーモード
シングルプレイ専用モードで、PC版『ハーフライフ2』をアーケード向けにアレンジした内容です。全10チャプターで構成され、各チャプターは複数のシーンに分かれています。各シーンにはクリア条件が設定されており、それを達成することで次のシーンに進むことができます。カードを使用しない場合は、チャプター1から3までプレイ可能で、カードを使用すると、チャプターをクリアするごとに次のチャプターが開放されます。チャプター1は基本的な操作方法を解説するチュートリアルを兼ねています。
ミッションモード
シングルプレイまたは店内マルチプレイ（2～4人）で遊べるモードです。3つのミッションから選択し、時間制限内にミッション達成を目指します。店内マルチプレイではハイスコアは記録されません。難易度は、カード未使用の場合はNORMALのみですが、カードを使用すると、ミッションをクリアするごとに難易度（HARD、SUPER HARD）が追加されます。
バトルモード
8人対戦のマルチプレイモードで、4対4のチームに分かれてデスマッチを行います。店内対戦または全国対戦を選択でき、店内対戦ではチーム選択が可能ですが、全国対戦ではチーム選択はできません。マッチングが成立しない場合は、不足人数分のCPUが参加します。バトルマップは毎週月曜日に切り替わり、一部の弾薬は補充できません。トランシーバーボタンを押しながら武器セレクターでメッセージを選択し、トリガーで送信することができます。敵を倒すとポイントが加算され、落としたドッグタグを拾うとさらにポイントが加算され、ライフも回復します。先に25000ポイント獲得するか、時間切れ時にポイントが多いチームが勝利となります。全国対戦では、プレイヤーのレベルに応じて初級者、中級者、上級者でマッチングされ、バトルを重ねることでレベルアップし、10段階目までレベルアップするとクラスアップと同時に新たな武器が手に入ります。フレンドリーファイアが設定されているため、意図的な味方への攻撃が問題視されています。
武器
- - バール：近接攻撃武器。スタンスティックαよりもリーチが長く、攻撃が速い（レジスタンスのみ使用可能）。
- - スタンスティックα：強力な近接武器。セカンダリーでスーツエネルギーを還元し攻撃力を強化（コンバインのみ使用可能）。
- - サブマシンガン：連射可能なマシンガン。セカンダリーでグレネードを発射可能（コンバインのソルジャーがアイテムショップで購入後使用可能）。
- - パルスライフル：連射可能なレーザー兵器。セカンダリーでパルスランチャーを発射可能（レジスタンスのソルジャーがアイテムショップで購入後使用可能）。
- - 強化ピストル：直接ヘルスにダメージを与える射撃武器。ソルジャー以外の全ジョブで使用可能で、ジョブによって性能が異なる。
- - ショットガン：近距離で強力な武器。レンジャーが使用可能。
- - ショットガン（ダブルカスタム）：セカンダリーで弾丸を大量に発射する。エンジニアが使用可能。
- - グレネード：投擲後に爆発を起こす。エンジニア以外のコンバインが使用可能。
- - スモークグレネード：煙幕を発生させる。エンジニア以外のレジスタンスが使用可能。
- - キャプチャーグレネード：一定範囲内のプレイヤーを拘束する。レジスタンスのレンジャー、メディックが使用可能。
- - ポイズングレネード：毒ガスを撒き散らす。コンバインのレンジャー、メディックが使用可能。
- - ホワイトアウトグレネード：閃光で視界を奪う。レジスタンスのソルジャーが使用可能。
- - ロケットランチャー：広範囲爆発のロケット弾を発射。ソルジャーのみ使用可能。
- - スナイパーライフル：高精度、高威力の単発式ライフル。セカンダリーでズーム可能。スナイパーのみ使用可能。
- - セントリーガン：設置型の自動攻撃タレット。スナイパーのみ使用可能。
- - プロビジョナルシールド：攻撃を防ぐシールドを設置。スナイパー、エンジニアが使用可能。
- - スパークジェネレーター：敵に吸着し、スーツエネルギーを吸収して爆発させる。ソルジャー、スナイパーが使用可能。
- - グラビティーガン：オブジェクトを吸い寄せ、発射する。エンジニアが使用可能。
- - パルスナイフ：直接ヘルスを攻撃。セカンダリーで敵を消滅させるナイフを投げる。レンジャーが使用可能。
- - 357マグナム：高威力だが当てにくい武器。ソルジャーが使用可能。
- - デコイボム：分身を表示させる設置型爆弾。スナイパーが使用可能。
- - パワードリンク：一定時間、移動速度、打撃力、耐久力をアップ。レジスタンスメディックのみ使用可能。
- - マインドドリンク：一定時間、射撃精度を上昇させ、ステータス異常を無効化。コンバインメディックのみ使用可能。
- - ジャンプドリンク：ジャンプ力などを上昇。レジスタンスのレンジャーとエンジニアが使用可能。
- - サプライズボックス：弾薬や回復アイテムなどをランダムで入手。レジスタンスのソルジャー、スナイパーが使用可。
- - スタンスナイパーライフル：麻痺効果のあるスナイパーライフル。スナイパーとメディックが使用可。
- - スタンガン：麻痺効果のある近接攻撃。メディックとスナイパーが使用可。
- - 強化シェークトラップ：敵を拘束する。エンジニアが使用可。
外部リンク
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