バスケス・バイロン

バスケス・バイロン - プロサッカー選手

基本情報

バスケス・バイロン（本名：バイロン・グスタボ・アンドレス・バスケス・マラガノ）は、2000年5月16日にチリで生まれました。現在、JリーグのFC町田ゼルビアでミッドフィールダーおよびフォワードとして活躍しています。チリ国籍を持ちつつも、日本で成長し、日系選手として注目を浴びています。

サッカーキャリアの始まり

彼は小学校3年生のときに家族の仕事の関係で日本に移住しました。埼玉県に定住し、今でもこの地をホームとしています。バイロンは日本語を流暢に話すだけでなく、読み書きもほぼ完璧にこなすことができます。彼のジュニアユース時代、榎本樹という同級生と共にプレーしており、この友情が彼のサッカーキャリアにおいて大きな影響を与えました。

高校生のとき、青森山田高校に進学し、3年生時には主力選手として全国高等学校サッカー選手権大会で優勝を果たしました。この成功が彼のプロキャリアの道を大きく開くことになります。

プロ入りと成長

高校を卒業した2019年、バスケスは当時東北社会人サッカーリーグ1部であるいわきFCに加入しました。彼は「世界で戦うための環境」を求めてこの選択をし、地域CL2019では3ゴールを記録し、チームの優勝に大きく貢献。また、JFL昇格も果たしました。

2020年にはチリのCDウニベルシダ・カトリカに期限付き移籍しましたが、新型コロナウイルスの影響でリーグ戦が中断され、彼にとって厳しい状況が続きました。その結果、同年10月にいわきFCに戻ることとなります。2021年には再びいわきFCで活躍し、彼の名前はサッカー界で次第に知られるようになりました。

日本国籍取得と移籍

2022年、バスケスは東京ヴェルディへ移籍し、その年の5月16日には自身のSNS上で日本国籍を取得する意向を表明しました。2023年1月には面談を経て全ての審査が終了し、正式に日本人選手として新たな道を歩むこととなります。

2023年7月には高校時代の恩師である黒田剛監督が率いるFC町田ゼルビアに完全移籍しました。彼の移籍は多くのファンに喜ばれ、さらなる活躍が期待されています。

所属クラブ一覧

• - 新明サッカースポーツ少年団
• - 東松山ぺレーニアFCジュニアユース
• - 青森山田高校
• - いわきFC（2019年 - 2021年）
• - CDウニベルシダ・カトリカ（2020年2月 - 同年10月、期限付き移籍）
• - 東京ヴェルディ（2022年 - 2023年7月）
• - FC町田ゼルビア（2023年7月 - 現在）

主な成績

個人成績

• - 全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2019：5試合2得点
• - 第55回全国社会人サッカー選手権大会：6試合3得点

Jリーグ

• - 初出場：2022年2月27日 J2第2節 栃木SC戦
• - 初得点：2022年5月1日 J2第13節 ファジアーノ岡山戦

タイトル

クラブチーム

• - 青森山田高校：全国高等学校サッカー選手権大会（2018年）
• - いわきFC：東北社会人サッカーリーグ1部（2019年）、全国地域サッカーチャンピオンズリーグ（2019年）、日本フットボールリーグ（2021年）
• - FC町田ゼルビア：明治安田生命J2リーグ（2023年）

個人

• - 全国高等学校サッカー選手権大会・優秀選手（2018年）

バスケス・バイロンのこれまでの道のりは、多くの挑戦と成功の連続であり、今後の成長が大いに期待されるプロサッカー選手です。

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