バスケットボールインド代表

バスケットボールインド代表は、インドバスケットボール連盟（Basketball Federation of India）によって国際大会へ派遣される、インドの男子バスケットボールナショナルチームです。

歴史

インドは、1936年のFIBAアジア創設時からのメンバーであり、アジア地域においては比較的長いバスケットボールの歴史を有しています。アジア選手権には1965年大会で初出場を果たし、1975年大会では過去最高の4位入賞という成績を収めました。

1980年のモスクワオリンピックには、アジア選手権5位の成績で繰り上がり出場を果たしました。これは、1979年アジア選手権で優勝した中国が政治的な理由で出場を辞退し、また日本や韓国、フィリピンなどの西側諸国もアメリカに追随してボイコットしたことが背景にあります。オリンピック本大会では、予選リーグと順位決定リーグを通じて勝利を挙げることができず、12か国中最下位という結果に終わりました。しかし、順位決定戦のオーストラリア戦では、ハーフタイムまで41-37とリードするなど、健闘を見せる場面もありました。

2004年のFIBAアジアスタンコビッチカップでは、予選リーグで強豪の韓国を破るというサプライズを起こしました。また、2014年のルソファニアゲーム（ポルトガル語圏競技大会）では、ギニアビサウ、カーボベルデ、アンゴラといったアフリカの国々を破り、見事優勝を果たしました。これは、インド代表にとって、非アジア圏のチームを含む国際大会での初の優勝となりました。

南アジア地域においては、南アジア競技大会のバスケットボール競技、南アジアバスケットボール選手権において、参加国中最多の優勝回数を誇っています。

主な国際大会成績

夏季オリンピック
1980年 - 12位
世界選手権
出場なし
アジア選手権
4位：1975年
アジア大会
4位：1951年

関連項目

* バスケットボール女子インド代表

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