バスケットボールヨルダン代表は、
ヨルダンバスケットボール連盟(Jordan Basketball Federation)によって国際大会に派遣される、
ヨルダンの男子
バスケットボールナショナルチームです。
歴史
ヨルダン代表は、1985年に初めて
アジア選手権に出場しました。長らく世界の舞台では苦戦を強いられていましたが、近年、着実に力をつけてきています。
2006年の
アジア大会では4位入賞を果たし、存在感を示しました。翌2007年の
アジア選手権では、2次ラウンドで日本に敗れるものの、5-8位決定戦でカタールと台湾を破り、過去最高の5位入賞を果たしました。
2009年の
アジア選手権では3位に入賞し、翌2010年には念願の
FIBAバスケットボール・ワールドカップ(旧世界選手権)への初出場を果たしました。これは
ヨルダンバスケットボール界にとって大きな出来事でした。
2011年の
アジア選手権では、1次リーグを2位、2次リーグを4位で通過し、決勝トーナメントに進出。準々決勝で強豪イランを破り、準決勝ではフィリピンを破って、初の決勝進出を果たしました。決勝では中国に69-70で惜敗し、準優勝に終わりましたが、ロンドンオリンピック世界最終予選への出場権を獲得しました。
2019年のワールドカップ予選では、ニュージーランド、韓国に次ぐグループ3位で本大会への出場権を獲得しました。本大会では、順位決定リーグのセネガル戦で念願の初勝利を挙げました。
2022年のFIBA
アジアカップでは、グループステージを2勝1敗で突破。決勝ラウンド1回戦ではチャイニーズ・タイペイを97-96で破り、準々決勝ではイランを91-76で下して準決勝に進出しました。準決勝ではレバノンに86-85で惜敗し、3位決定戦でもニュージーランドに83-75で敗れ、4位という結果に終わりました。
2023年のワールドカップ予選では、6勝4敗の成績で予選を突破し、本大会への出場を決めました。
過去の成績
オリンピックの成績
出場なし
ワールドカップの成績
2010年 - 21位
2019年 - 28位
準優勝:2011年
3位:2009年
4位:2022年
5位:2007年
7位:1997年, 2005年, 2013年
4位:1986年, 2006年
その他の大会
2008年FIBA
アジアスタンコビッチカップ - 優勝
歴代代表選手
ロンデー・ホリス=ジェファーソン
ダー・タッカー
アハメット・アル・ドワイリ
フレディ・イブラヒム
モハマッド・フセイン
ハシェム・アッバス
アミン・アブ・ハワス
サミ・ブザイ
ザイド・アッバス
マレク・カナーン
* アミン・アブ・ハワス