バスケットボール女子キューバ代表

女子バスケットボールキューバ代表は、キューババスケットボール連盟が組織し、国際試合に派遣されるナショナルチームです。国際大会の常連として知られ、その実力は世界でも高く評価されています。

オリンピックでの軌跡

キューバ代表は、オリンピックに過去4回出場しています。初出場は1980年のモスクワ大会で、5位入賞を果たしました。その後、ボイコット明けの1992年バルセロナ大会から3大会連続で出場し、1992年には4位、1996年には6位、2000年には9位という成績を残しています。特に1992年のバルセロナ大会では、メダル獲得まであと一歩というところまで迫りました。

ワールドカップでの輝かしい成績

ワールドカップ（旧世界選手権）では、キューバ代表はより輝かしい成績を収めています。1990年には3位入賞を果たし、世界の強豪としての地位を確立しました。過去の成績は以下の通りです。

1953年：10位
1957年：12位
1971年：7位
1983年：10位
1986年：6位
1990年：3位
1994年：6位
1998年：7位
2002年：9位
2006年：11位

1990年の3位入賞は、キューバ女子バスケットボール史上最高の成績であり、キューバのスポーツ史においても特筆すべき出来事です。

アメリカ選手権での戦い

キューバ代表は、アメリカ選手権にも定期的に出場し、上位進出を目指しています。アメリカ大陸の強豪国が集うこの大会で、キューバ代表は常に激しい戦いを繰り広げています。近年は、アメリカ、カナダ、ブラジルなどの強豪の壁を破れず苦戦していますが、将来の活躍が期待されています。


キューバ女子バスケットボール代表は、長年にわたり国際舞台で活躍し、数々の実績を残してきました。近年はやや低迷しているものの、その潜在能力は高く、今後の活躍が期待されています。若手選手の育成や強化策が進めば、再び世界の舞台でその名をとどろかせる可能性を秘めています。



関連項目:

バスケットボールキューバ代表

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