バックストリーツ・バック

バックストリーツ・バック (Backstreet's Back)

バックストリート・ボーイズによる「バックストリーツ・バック」は、彼らの2枚目となるオリジナルアルバムです。このアルバムは、1997年にリリースされ、制作陣にはスウェーデンの音楽プロデューサー、マックス・マーティンやデニス・ポップが名を連ねています。本作はアメリカでは発売されず、代わりにアメリカ版のアルバム「バックストリート・ボーイズ」が発売され、その中にこのアルバムから選ばれた楽曲が収められています。

当アルバムは、日本のオリコンで最高23位にランクインしたほか、カナダなど多くの国では音楽チャートの首位に立った実績があります。また、日本盤には作曲家小室哲哉が手掛けたボーナストラック「ミッシング・ユー」が収録されており、これがファンの間で特に評価されています。

音楽の売上に関しても注目すべき点が多く、カナダでは100万枚以上のセールスを記録し、全世界での推定売上枚数は3000万枚に達しています。この成功は、バックストリート・ボーイズが世界的に人気を博すきっかけとなり、その後のキャリアにおいて重要な役割を果たしました。

収録曲

以下はアルバムに収録されている主な楽曲です。

1. エヴリバディ (Everybody (Backstreet's Back)) - 3:44
作詞・作曲: Denniz PoP, Max Martin
2. 君が僕を愛するかぎり (As Long As You Love Me) - 3:40
作詞・作曲: Max Martin
3. オール・アイ・ハフ・トゥ・ギヴ (All I Have to Give) - 4:30
作詞・作曲: Full Force
4. ミッシング・ユー (Missing You) - 4:31
作詞・作曲: Jolyon Skinner, Tetsuya Komuro
5. ザッツ・ザ・ウェイ・アイ・ライク・イット (That's the Way I Like It) - 3:40
作詞・作曲: Denniz PoP, Max Martin, Herbert Crichlow
6. 10,000プロミス (10,000 Promises) - 4:00
作詞・作曲: Max Martin
7. ライク・ア・チャイルド (Like a Child) - 5:05
作詞・作曲: Fitz Gerald Scott
8. ヘイ・ミスターDJ (Hey, Mr. D.J. (Keep Playin' This Song)) - 4:25
作詞・作曲: Timmy Allen, Larry Campbell, Jolyon Skinner
9. セット・アドリフト・オン・メモリー・ブリス (Set Adrift on Memory Briss) - 3:40
作詞・作曲: Attrell Cordes, Gary James Kemp
10. ザッツ・ホワット・シー・セッド (That's What She Said) - 4:05
作詞・作曲: Brian Littrell
11. グッド・ガール (If You Want It to Be Good Girl (Get Yourself a Bad Boy)) - 4:47
作詞・作曲: R.J.Lange
12. オール・アイ・ハフ・トゥ・ギヴ - カンヴァセイション・ミックス (All I Have to Give Part II - The Conversation Mix) - 4:16
作詞・作曲: Full Force
13. イフ・アイ・ドント・ハヴ・ユー (If I Don't Have You) - 4:35
作詞・作曲: Gary Baker, Wayne Perry, Timmy Allen
14. エヴリバディ - マティーズ・クラブ・ミックス (Everybody - Matty's Club Mix) - 6:25
作詞・作曲: Denniz PoP, Max Martin

このアルバムは、バックストリート・ボーイズの音楽的な成長を象徴する作品であり、彼らの魅力が詰まった一枚と言えるでしょう。再生されるたびに、90年代のポップミュージックの黄金時代を思い起こさせます。彼らのリズミカルなサウンドとキャッチーなメロディーは、今もなお多くのファンに愛されています。

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