バッドパラドックス

BLUE ENCOUNT 10thシングル「バッドパラドックス」：ドラマ主題歌と豪華特典が詰まった意欲作

2019年9月11日、ロックバンドBLUE ENCOUNTの10枚目のシングル「バッドパラドックス」がKi/oon Musicよりリリースされました。8月3日には先行デジタル配信も実施され、大きな注目を集めました。

前作「FREEDOM」から約10ヶ月ぶりのシングルとなる本作は、日本テレビ系土曜ドラマ『ボイス 110緊急指令室』の主題歌に抜擢されました。 このタイアップは、BLUE ENCOUNTにとって大きな意味を持ちます。なぜなら、主題歌を担当したドラマが、過去にBLUE ENCOUNTが主題歌を担当した『THE LAST COP/ラストコップ|THE LAST COP_ラストコップ』（2016年放送）と共通点を持つからです。どちらも唐沢寿明さん主演、日本テレビ系土曜ドラマという点で繋がりがあり、過去の成功を踏まえた新たな挑戦と言えるでしょう。

「バッドパラドックス」は、ドラマの緊迫感とBLUE ENCOUNT特有の力強いサウンドが見事に融合した楽曲です。ドラマの世界観を彩りながら、バンドの個性を際立たせた、聴き応えのある一曲となっています。

シングルは、CDのみの通常盤と、初回生産限定盤の2形態で発売されました。初回生産限定盤には、大きな魅力となる特典が多数収録されています。まず、カップリング曲として、椎名林檎さんの名曲「ギブス」のカバーが収録されています。BLUE ENCOUNTが他アーティストの楽曲をカバーするのは、本作が初めてであり、ファンにとって大きなサプライズとなりました。カバー曲への挑戦は、バンドの幅広い音楽性を示すものであり、新たな魅力を発掘する試みと言えるでしょう。

さらに、初回生産限定盤には特典DVDが付属します。2019年6月21日に行われた「HALL TOUR 2019 apartment of SICK(S)」東京・中野サンプラザホール公演から5曲のライブ映像が収録され、ツアーの熱気が凝縮されています。加えて、ツアーのドキュメンタリー映像も収録されており、ライブの興奮と舞台裏の様子を余すことなく楽しむことができます。

一方、通常盤には表題曲に加え、「VS」と「もっと光を」の2曲が、中野サンプラザホール公演でのライブ音源として収録されています。ライブの臨場感溢れる演奏を堪能できる、ファン必携の一枚と言えるでしょう。

「バッドパラドックス」は、ドラマタイアップ、初のカバー曲収録、充実のライブ映像収録など、様々な要素が凝縮された、BLUE ENCOUNTの充実ぶりを示すシングルと言えるでしょう。ドラマファンにも、BLUE ENCOUNTファンにも、そして新たなリスナーにも、強くお勧めできる作品です。 各形態で異なる魅力が詰まった本作は、BLUE ENCOUNTの音楽性の深さと幅広さを改めて示す、記念すべき一枚と言えるでしょう。 公式ホームページや、Sony Musicのサイトで詳細を確認できます。また、YouTubeの公式チャンネルではミュージックビデオやLyric Short Video、DVDトレーラーも公開されています。

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