バトルベースボール

バトルベースボール

『バトルベースボール』は、1993年2月19日にバンプレストから発売されたファミリーコンピュータ用ソフトです。

SD（スーパーディフォルメ）化されたロボットアニメや特撮作品のキャラクターたちが戦うクロスオーバー作品『コンパチヒーローシリーズ』の一つとして登場しました。このゲームでは、『ウルトラシリーズ』、『仮面ライダーシリーズ』、『ガンダムシリーズ』、『ゴジラシリーズ』といった、時代を超えて愛される作品のキャラクターたちがチームを組み、野球で対決します。

ゲーム内容

システム

ゲームには、以下の3つのモードが用意されています。

リーグ戦: 1Pが全チームと戦うモード
オープン戦: 2PまたはCOMと好きなチームを選んで対戦するモード
オールスター: 2PまたはCOMと好きなキャラクターを交互に選択してチームを作り対戦するモード

チームやキャラクターは1Pと2Pで同じものを選択することはできません。

イニング数は3、5、7、9回の4種類から、試合数は21、35、70試合の3種類から選択可能です。キャラクターはHPを消費することで、必殺打法や必殺魔球を使用できます。

球場

各チームには、それぞれのシリーズをモチーフにした専用の球場が用意されています。

サイクロンドーム: 仮面ライダーシリーズのホームグラウンド
WB.スタジアム: ガンダムシリーズのホームグラウンド
ウルトラドーム: ウルトラシリーズのホームグラウンド
モンスターアイランド: ゴジラシリーズのホームグラウンド

登場キャラクター

各チームには、以下のようなキャラクターが登場します。

ウルトラスターライツ (US): ウルトラシリーズの主要キャラクターで構成
主なメンバー: ウルトラマン、ウルトラセブン、ゾフィーなど
フォーミュラーニュータイプス (FN): ガンダムシリーズの主要キャラクターで構成
主なメンバー: ガンダム、Ζガンダム、νガンダムなど
タイフーンライターズ (TR): 仮面ライダーシリーズの主要キャラクターで構成
主なメンバー: 仮面ライダー1号、仮面ライダー2号、仮面ライダーV3など
ゴジラメガパワーズ (GM): ゴジラシリーズの主要キャラクターで構成
主なメンバー: ゴジラ、ミニラ、モスラなど
ニンジャインベーダーズ (NI): バルタン星人をメインに構成
主なメンバー: バルタン星人、メフィラス星人、ゼットンなど
ジオントマホークス (ZT): ザクをメインに構成
主なメンバー: シャア専用ザク、量産型ザク、キュベレイなど
ショッカーイーグルス (SE): ショッカー戦闘員をメインに構成
主なメンバー: ショッカー戦闘員、地獄大使など
地球防衛ガンズ (CG): ゴジラシリーズの防衛隊をメインに構成
主なメンバー: ジェットジャガー、防衛隊隊員、芹沢博士など

その他のチーム

ヒーローオールスターズ（HA）: リーグ戦モードのリーグ戦結果報告画面で特定のコマンドを入力すると戦えるチーム。プレイヤーが選択しているチーム以外の全チームの中から選抜されたキャラクターがメンバーになっています。
オールユニバース（AU）: オールスターモードでの1Pのチーム。
オールガイア（AG）: オールスターモードでの2PもしくはCOMのチーム。

サブキャラクター

京本政樹が試合終了後のバンプレストスポーツでキャスターとして登場し、試合結果やキャラクターのレベルアップを教えてくれます。また、バンプレキッドが主審や塁審といった全ての審判として登場します。

スタッフ

メイン・プログラマー: か〇〇きや〇し ほんにん
サブ・プログラマー: 岩永研一、田端紀行
グラフィック・デザイナー: 萱島啓子、諸星三千代
サウンド: 松平あこ
ミッキー: 小酒井順哉
データ: おぎー おがた ひろし、えんどー たかし
エグゼクティブ・プロデューサー: 東喜三郎
プロデューサー: 下道隆
ディレクター: 田中憲一、さかたでんそう

評価

ゲーム誌『ファミコン通信』の「クロスレビュー」では、5・4・6・3の合計18点（満40点）を獲得。『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」では、20.1点（満30点）という評価を得ています。

関連作品

漫画: コミックボンボンにて、ときた洸一作画の漫画版が連載。
* 攻略本: ファミリーコンピュータ必勝法スペシャル バトルベースボール

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