バナナフェイス 本当の恋は顔じゃない

バナナフェイス 運命の恋は顔じゃない

『バナナフェイス 運命の恋は顔じゃない』は2014年9月20日の26:33から27:33にかけて、フジテレビ系列で放送された恋愛バラエティ番組です。この番組の最大の特徴は、参加者が外見にとらわれずに運命の恋人を見つけることを目指している点です。具体的には、参加する10人の男女が「顔以外で運命の人を選ぶ」というテーマのもと、様々なリクエストをお互いに出し合いながら進行します。

番組中のリポートは、人気コンビであるバナナマンの日村勇紀が担当。視聴者は、彼の軽妙なトークを通じて参加者たちの恋愛模様を楽しく観察できます。また、設楽統（同じくバナナマン）、高岡早紀、犬山紙子、菊地亜美（アイドリング!!!）の4名がモニタリングルームに座り、参加者の言動を解説し、それぞれの恋愛観について語る姿も番組の見どころです。

参加者は男女それぞれに分かれていて、男性は男性ルーム、女性は女性ルームと完全に隔離される形で進行。そのため、運命の相手と出会うまでのプロセスがじっくりと描かれ、視聴者は参加者の心の動きをリアルタイムで感じることができる工夫がされています。番組の後半では、顔を見ずにメッセージやリクエストのやり取りをする「出会いの部屋」が用意されており、ここで参加者は相手に求める条件を共有し、コミュニケーションを図ります。

カップルが成立した後には、いよいよお互いの顔を合わせる瞬間が訪れます。この瞬間には期待感が高まり、果たして外見にとらわれずに選ばれた相手が手にする人生のパートナーとなるのか、多くの視聴者を引きつける魅力があります。カップル成立もあれば失敗もあり、喜びや戸惑い、様々な感情が交錯する姿に視聴者は引き込まれます。

出場する参加者には、男性から鈴木大介、佐藤貴義（細身のシャイボーイ）、小杉史哉、佐藤大和、伊藤陽佑の5名、そして女性からは、梅田奈佑（松原奈佑に改名）、松尾幸実、伊藤りな、立石都美（人気ニコ生主みゃこ）、和田幸子の5名がエントリーしました。この多様な参加者が集まることで、様々な背景や考え方が番組に彩りを添えています。

制作スタッフには、編成企画の吉田寛生をはじめ、ナレーションの沢城みゆき、構成を手掛けた金森直哉、オークラ、鈴木裕士、音響効果の松長芳樹などが名を連ねており、さまざまなプロフェッショナルによって作り上げられたコンテンツであることが伺えます。ディレクターの杉原裕一、演出の庄司裕暁、プロデューサーの笹谷隆司が在籍し、制作にはFCCが関与、制作著作はフジテレビが行っています。

『バナナフェイス』は、見た目や第一印象に左右されず、心のつながりを重視した出会いの形を提案する新しい恋愛バラエティとして、当時多くの反響を呼びました。

もう一度検索