バナナ炎

バナナ炎（バナナファイア）の概要

『バナナ炎』は、バナナマンの初冠番組として2009年4月7日から2013年3月26日まで放送されていたバラエティ番組です。この番組は、ソニー・ミュージックエンタテインメントによるテレビプロジェクト『E!TV』の一環としてスタートし、主にTOKYO MXやテレビ神奈川で視聴されました。

番組は、観客の前で行われるトークライブ形式で、バナナマンの二人がダウンタウンやさまぁ〜ずのスタイルを取り入れてトークを展開します。タイトルの『バナナ炎』は、月曜日に放送されていたラジオ番組の名前をもじり、火曜日に放送されるこの番組にぴったりのネーミングとなっています。

収録は公式HPで募集した観客を集め、18歳以上、収録参加の確約が必要です。カメラや録音機材の持ち込みは禁止され、学生服での観覧も不可です。番組はハイビジョン制作され、地上波の放送形式も工夫されています。2010年にはオープニングやセットがリニューアルされ、2012年には『バナナ炎炎』としてタイトル変更されました。これに伴い、番組ロゴやセットも新たに改装されました。

バナナマンの思い出

番組ツアー最終回では、バナナマンの二人が藤井オークラと共に終了を告げられ、感慨深いコメントを残しました。彼らは「終わるのは嫌だ」と感情をあらわにし、生活の一部となっていた番組が終わる悲しみを語っています。番組側もお二人の思いを感じてか、「必ず復活させる」と伝えられ、実際に2014年に後継番組『バナナステーキ』が放送される運びとなりました。

番組の企画やコーナー

『バナナ炎』では、さまざまなコーナーが展開されました。特に人気だったのは『バナナマンのベスト3』で、二人が世の中の選択肢を独断で決定するというものでした。街角インタビューの結果をもとにトークを展開し、楽しい即興コントも兼ねていました。その後、インターネットを活用した情報収集を行う「パソコン隊」が設けられました。

初期には『バナナん家』というコーナーも存在しましたが、こちらは徐々に内容が変化し、残念ながら番組が進行する中で消えていきました。そして、2009年8月から行われた「ノープランロケ」は、旅企画として注目を集め、バナナマンが自由に旅先を選ぶスタイルが斬新でした。この企画ではバナナマンが主体的に行動し、時には参加者が不安になるような面白い展開がありました。

まとめ

『バナナ炎』は5年にわたってバナナマンが視聴者を楽しませてきた思い出深いバラエティ番組で、多くのファンに愛されていました。その形式や進行は視聴者に新しい楽しみを提供し、終わった後も多くのファンの心に残り続けています。バナナマンの二人のキャラクターやトークの巧みさが光るこの番組は、今なお多くの人々の記憶に刻まれています。

もう一度検索