バンバンバザール

バンバンバザール（Ban Ban Bazar）は、ボーカルとギターを担当する福島康之と、ベースの黒川修を中心とした日本の音楽グループです。1990年に活動を開始し、その後、2000年にはビクターエンタテイメントよりメジャーデビューを果たしました。現在は、自身が運営する自主レーベル「HOME WORK RECORDS」を拠点に音楽活動を行っています。

メンバー

現在のメンバーは以下の2名です。

福島康之（ふくしまやすゆき）
1968年7月10日生まれ、東京都新宿区出身。結成時からのオリジナルメンバーであり、ボーカルとギターを務めています。2012年にはSweet Hollywaiiansとの共演アルバムもリリースしています。

黒川修（くろかわおさむ）
1977年2月7日生まれ、福岡県北九州市出身。2001年10月にバンドに加入しました。バンバンバザールでの活動のほか、様々なアーティストのサポートベーシストとしても活躍。また、泥水というバンドではギターとボーカルを担当しています。ラジオの世界でも活動しており、2014年4月からは地元FM FUKUOKAの番組「Hyper Night Program GOW!!」の水曜パーソナリティを担当。その後、担当曜日が増え、2021年4月以降は平日全ての曜日に出演。番組関係者やリスナーからは「黒ちゃん」の愛称で親しまれ、夕方の顔として知られています。

主な元メンバー

結成以来、多くのミュージシャンが在籍しました。主な元メンバーは以下の通りです。

安達孝行：バンジョー、ボーカル担当。オリジナルメンバーで、2000年2月に脱退。
安藤健二郎：クラリネット担当。オリジナルメンバーで、現在はCaSSETTE CON-LOSでテナーサックスを務めています。
南一夫：ウッドベース担当。オリジナルメンバーで、脱退後は自主レーベル「HOME WORK」のデザインを手掛けています。
杉原穂高：ギター担当。オリジナルメンバーで、1997年に脱退。その後CHEAP CHEAPERSに参加しましたが、2005年に脱退しています。
花野誉子：ピアノ担当。オリジナルメンバーで、1995年に脱退。
武田栄：ドラムス担当。1997年に加入し、その後脱退。2006年にはラリーパパ&カーネギーママに加入するも、同年解散しています。
* 富永寛之：ギター、ウクレレ担当。2000年に加入。2012年4月、自身の音楽活動に専念するためバンドを離れました。

来歴

1990年、ジャグ・バンドとしてその歩みをスタートさせました。

1994年には吾妻光良のプロデュースによる最初のアルバム『リサイクル』を発表。この頃からメンバーの変動が始まり、1995年には花野誉子が、1997年には杉原穂高が脱退し、新たに武田栄がドラマーとして加わりました。2000年には安達孝行がバンドを離れ、富永寛之が加入。同年11月にビクターエンタテイメントからメジャーデビューを果たしましたが、その後契約を解消し、インディーズでの活動に戻りました。

2001年10月、ベーシストとして黒川修が加入し、現在の中心メンバーが出揃います。

自主企画イベントにも力を入れ、2002年8月には「勝手にウッドストック」を、2006年7月には黒川の故郷である北九州市で「勝手にニューポート」を初めて開催しました。「勝手にニューポート」は一度中断しましたが、2013年6月に復活しています。「勝手にウッドストック」は2018年9月をもって17回の歴史に幕を下ろしました。

ラジオパーソナリティとしての活動も積極的に行い、2006年4月からはNACK5の番組を担当。黒川は2014年4月よりFM FUKUOKAの番組パーソナリティとしても活躍しています。2011年には、東日本大震災復興支援のためのチャリティイベント「勝手にイースト・バイ・ノースイースト～Music for TOHOKU～」を主催しました。

2012年4月に富永寛之が脱退し、以降は福島と黒川の2人体制で活動を継続。2015年には活動の拠点を東京から福岡に移しました。

その他の活動

多岐にわたる音楽活動を展開しており、アルバム、シングル、アナログ盤、映像作品などのディスコグラフィを発表しています。

FUJI ROCK FESTIVAL、サンセットライブ、RISING SUN ROCK FESTIVAL、ARABAKI ROCK FEST.などの大型野外フェスティバルにも多数出演し、ライブバンドとしても評価を得ています（FUJI ROCKには「バンバンジャン」名義での出演もあり）。

また、前述の「勝手にウッドストック」や「勝手にニューポート」といった独自のライブイベントを企画・開催し、多くのミュージシャンや音楽ファンを繋ぐ役割も担っています。

ラジオ番組では、NACK5で長年レギュラー番組を担当したほか、黒川はFM FUKUOKAの帯番組でパーソナリティを務めるなど、メディアを通じての活動も活発です。

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