パスクアーレ・マッツォッキ

パスクアーレ・マッツォッキ（Pasquale Mazzocchi）は、1995年7月27日イタリアのナポリで生まれました。彼は現在、セリエAの強豪SSCナポリに所属するサッカー選手で、ディフェンダーとして活躍しています。また、イタリア代表としてもプレーしています。

クラブでの経歴

マッツォッキは、2014年8月31日にセリエC（イタリア3部リーグ）のグロッセート戦でプロデビューを果たしました。その後、着実にステップアップを重ね、2018年7月9日にはセリエB（イタリア2部リーグ）のペルージャと4年契約を結びました。ペルージャでの活躍が認められ、2020年9月23日には同じくセリエBのヴェネツィアに3年契約で加入。

2022年1月25日、マッツォッキにとって大きな転機が訪れます。セリエA（イタリア1部リーグ）のサレルニターナへのレンタル移籍が決定。この移籍には、一定の条件を満たした場合に買取義務が発生するという条項が含まれていました。サレルニターナでのプレーを経て、2024年1月5日、ついにセリエAの強豪SSCナポリへの完全移籍が決定。3年半の契約を結びました。しかし、2024年1月7日のトリノ戦で後半から途中出場し、ナポリでのデビューを飾ったものの、後半5分に一発退場という不運な出来事に見舞われました。

イタリア代表としての経歴

マッツォッキは、2022年9月16日にイヴァン・プロヴェデル、グリエルモ・ヴィカーリオと共に、UEFAネーションズリーグ2022-23の2試合に向けたイタリア代表に初めて招集されました。そして、同年9月27日に行われたアウェイのハンガリー代表戦で、2-0とイタリアがリードしている状況の後半45分からジョバンニ・ディ・ロレンツォとの交代で出場。念願のイタリア代表デビューを果たしました。試合はそのまま2-0で終了し、マッツォッキはデビュー戦を勝利で飾りました。この試合に出場したことで、サレルニターナに所属する選手がイタリア代表の試合に出場するのは史上初の出来事となりました。

パスクアーレ・マッツォッキは、着実にキャリアを積み重ね、セリエAの舞台で活躍するまでになりました。その情熱的なプレーと献身的な姿勢で、所属クラブと代表チームに貢献しています。今後の更なる活躍が期待される注目の選手です。

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