パチスロ機動戦士ガンダムIII 〜めぐりあい宇宙編〜

概要

『パチスロ機動戦士ガンダムIII 〜めぐりあい宇宙編〜』は、2009年7月に山佐から登場したパチスロ機で、主に劇場版アニメ『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』とのタイアップ作品です。この機体は、前作『パチスロ「機動戦士ガンダムII 〜哀・戦士編〜』の流れを受け継ぎつつ、新たにART（アシストリプレイ）による出玉の増加が目指されています。

機能と仕様

本機は5号機に分類され、設定は6段階に分かれています。設定6の場合、機械割は約120%に達するため、プレイヤーにとって魅力的な選択肢となっています。通常時は5ラインで有効な配当が設定され、小Vや逆小Vなど独自のラインも加えられています。

ベルは押し順によって5つの組み合わせがあり、正しい順番で押した際には12枚の払出しがありますが、間違えるとリールに3枚役と2枚役が同時に揃ってしまいます。通常時には、成立役による状態移行（通常、高確、超高確）が行われ、ボーナスに当選した際の状態によってART突入率が異なります。

ボーナスの種類

本機ではレギュラーボーナスのみがあり、最大7ゲームの消化で、配当は0枚から63枚です。ボーナスの成立確率は、設定に関わらず約88分の1に設定されています。そのボーナスによる当選絵柄にはいくつかのパターンが存在し、特に

• - 白色V絵柄が3つ揃うとART確定となり、ストックが1つ以上確定します。継続率は最低50%、最高で87.5%となり、一気にメダルを獲得するチャンスとなります。
• - 同色7（赤7または青7）が3つ揃うと「エピソードバトル」に突入し、勝利すればARTが確定します。
• - 異色7が3つ揃うと「リールバトル」に突入、ベルの押し順に成功することでART突入率が上昇します。

また、ボーナス後にARTに突入しなかった場合は、RT状態からのスタートとなります。ベルトッププ限定が失敗した場合は通常時に戻る仕組みです。

ART（Gエピソード）

GエピソードというARTは、次回のボーナスまで継続するシステムで、純増枚数は1ゲームあたり約1.2枚です。ART中にボーナスが当たると、ストックが消費され次回ARTが継続します。ストックがない場合は、設定された継続率に基づいて次回のART継続が決まります。

また、ART中に成立するボーナスは全てがエピソードバトルとなり、確実に63枚が獲得できますが、パンク役（シングルボーナス）が揃うとATに降格するリスクも存在します。このため、ボーナスやレア役成立など、さまざまな抽選が行われ、継続率の予測も可能です。

天井機能

ボーナスを12回引いたにもかかわらずARTに突入しなかった場合、天井状態に移行します。この状態で次回のボーナス当選時には、ART突入の期待が高まります。また、ボーナス間で782ゲームを超えてしまうと、次回ボーナス時には必ずARTに突入するため、プレイヤーには有利な条件と言えます。

結論

『パチスロ機動戦士ガンダムIII 〜めぐりあい宇宙編〜』は、多層的なゲームシステムと高い出玉率を持つ魅力的なパチスロ機であり、ガンダムファンのみならず多くのプレイヤーに快適な遊技環境を提供しています。

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