株式会社パビックは、
1973年から
1994年まで活動した日本のテレビ制作技術会社です。株式会社
東通の資本参加により、映像技術を専門とする会社として設立されました。
テレビ番組、CM、VP(ビデオパッケージ)の制作技術、編集技術を主な事業とし、
ポストプロダクションとしての役割を担っていました。
概要
1973年、株式会社
東通の資本参加を得て、技術補助業務を主とする会社として設立されました。当初はビデオ撮影技術を中心に事業を展開していました。
所属スタッフ
パビックには、多くの優秀なクリエイターや技術者が在籍していました。以下に主なスタッフの一部を紹介します。
役員
後藤勝彦(代表者、テクニカルディレクター)
石戸谷洋治(テクニカルディレクター/⇒オーエイギャザリング⇒現:
アップサイド代表取締役社長)
撮影
金子二三夫(⇒トムキャット)
石井信行(⇒現:ゼファー 代表取締役社長)
中吉 正
江本 隆
河内和美(⇒東通)
沢野井喜好
木村祐一郎(⇒バスク⇒オーエイギャザリング⇒現:ワンハート)
水野征樹
川田正幸(⇒バスク)
篠崎順一
富沢義明
小島良児(⇒オーエイギャザリング⇒ワンハート)
当木雅人(⇒バル・エンタープライズ)
映像調整
石井正一
種川敏章(⇒現:ゼファー)
下山一仁(⇒バスク)
青田保夫(⇒バスク)
久米田俊裕(⇒トムキャット⇒現:バスク)
渡辺久仁彦(⇒現:ゼファー)
竹内一夫
山下輝良(⇒バル・エンタープライズ⇒現:フォーチュン)
明鹿野 崇
足助 学(⇒バル・エンタープライズ⇒ヌーベルバーグ⇒現:ファーストショット)
音声
榎本伸二
佐藤友昭(⇒バル・エンタープライズ⇒現:ファーストショット)
編集
飯塚 守(⇒現:バスク)
中村信行(⇒トップビジョン)
椎名広二(⇒サウンド ユニバース⇒現:エスユー)
営業
石田 実(⇒現:バル・エンタープライズ)
主な作品
パビックは、数多くのテレビ番組やビデオパッケージの制作に携わりました。具体的な作品名については、詳細な記録が残っていないため、ここでは年代ごとの活動状況を紹介します。
テレビ番組
1973年 - 1979年:設立初期には、様々なジャンルの
テレビ番組の技術制作を担当しました。
1980年代:この時期には、より多くの番組制作に携わり、技術力を高めていきました。
1990年 -
1994年:事業終了まで、多くの番組制作をサポートしました。
ビデオパッケージ
企業VPやイベント映像など、幅広いジャンルのビデオパッケージ制作にも携わっていました。
パビックは、1970年代から1990年代初頭にかけて、日本の映像制作業界において重要な役割を果たしました。多くの有能な人材を輩出し、その後の業界の発展にも大きく貢献しました。パビックで培われた技術や経験は、現在も様々な場所で活かされています。