パ・リーグ応援宣言!ホークス中継

『パ・リーグ応援宣言!ホークス中継』は、2007年から東京メトロポリタンテレビジョン（TOKYO MX）で放送されているプロ野球中継番組です。福岡ソフトバンクホークス（以下「ホークス」と略記）の主催公式試合を中心に放送しています。

タイトル変遷

2013年までは『STRONG!ホークス野球中継（西暦）』のタイトルで放送されていましたが、2014年より現在のタイトルで放送されています。2014年には当時のチームスローガンである「俺がやる。」をタイトルに入れたこともありました。クライマックスシリーズを中継する際は『パ・リーグ頂上決戦!ホークス中継』として放送されます。

概要

TOKYO MXでは、従来『TOKYO MX STADIUM』というタイトルで野球中継を編成していましたが、ホークス戦中継に限り『STRONG!ホークス野球中継（西暦）』という番組名に変更しました。ホークスとスカパーJSATが共同製作する映像（実況・解説は別）を使用し中継を行っています。2011年までは本拠地である福岡Yahoo! JAPANドーム（2013年より福岡ヤフオク!ドーム）開催分のみでしたが、2012年からは他球場における主催試合も放送しています。

現在では、主催試合のほとんどを中継するまでに至っています。2020年からはビジターゲーム（主に日本ハム戦やオリックス戦など）の中継も開始しました。ただし、交流戦の対読売ジャイアンツ（巨人）戦は2019年まで全試合が中継対象外でしたが、2021年には初めて中継されました。

番組協賛スポンサーは、開始当初は球団のユニフォームスポンサーであったアパマンショップでしたが、2012年以降は球団の親会社であるソフトバンクがメインスポンサーとなっています。

ホークス戦中継開始の経緯

東京都に本拠地を置かないホークス主催試合の中継を開始することになったきっかけは、ホークス球団がTOKYO MXに対して2007年度より本拠地・福岡Yahoo! JAPANドームで行われる主催公式試合の中継を打診したことでした。

2020年から実施されているビジターゲームの中継については、ビジター球団が制作した映像にTOKYO MXで独自の実況を乗せる形式となっています。

各年度の放送概要

2007年度：25試合を中継
2008年度：40試合を中継。7月にはイベント「2008 TOKYO 鷹の祭典」の開催に伴い、サブチャンネルを使い試合開始から放送。王貞治監督のホーム勇退試合では、サブチャンネルとメインチャンネルで放送態勢を整えました。
2009年度：42試合を中継。16:9でのハイビジョン放送を開始。
2010年度：45試合を中継。女性アナウンサーの長友美貴子を実況担当として起用。クライマックスシリーズ・ファイナルステージの中継も初めて実施。
2011年度：開幕延期により5試合が放送休止。クライマックスシリーズ・ファイナルステージを全戦放送。長友美貴子が体調不良のため降板し、男性フリーアナウンサーが持ち回りで実況を担当。
2012年度：65試合を中継。本拠地以外の地方球場開催分も放送。
2013年度：69試合を中継。
2014年度：66試合を中継。タイトルを『パ・リーグ応援宣言!俺がやる。ホークス中継2014』に変更。「HKT48の若田部遥&若田部健一による父娘野球中継」という企画を開始。
2015年度：69試合を中継。タイトルは｢パ・リーグ応援宣言!ホークス中継2015」。
2018年度以降：MX2での放送がメインとなり、中継試合が減少。
2019年度：60試合を中継。
2020年度：ホームゲーム58試合、ビジターゲーム15試合を放送予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響で変更。日本ハム、オリックス主催のビジターゲームも初めて放送。
2021年度：ホームゲーム49試合、ビジターゲーム21試合を放送予定。初めて巨人戦も中継。
2022年度：計75試合を放送予定。首都圏のパ・リーグ2球団（西武・ロッテ）主催のビジターゲームも放送。

放送時間

放送時間は年度や曜日によって異なり、詳細な情報は本文書に記載されています。

出演者

解説者、アナウンサー、リポーターは年度によって異なり、多くの人が番組に出演しています。詳細な情報は本文書に記載されています。

テーマソング

各年度でテーマソングが異なり、様々なアーティストの楽曲が使用されています。詳細な情報は本文書に記載されています。

不祥事

2016年には、番組スタッフが強制わいせつの疑いで逮捕されるという不祥事がありました。

パ・リーグ応援宣言!ホークス中継