ヒロド歩美

ヒロド 歩美について

ヒロド 歩美（ヒロド あゆみ）は1991年10月25日生まれのフリーアナウンサーで、日本のメディア界で注目を集めています。彼女は、元朝日放送テレビ（ABCテレビ）アナウンサーとしてのキャリアを持ち、現在も多様な番組に出演中です。彼女の独自の魅力と多才さは、アナウンサーのみならず他の領域でも発揮されています。

経歴

ヒロドは兵庫県の宝塚市で生まれました。父親が日系オーストラリア人で、母親が日本人という背景を持ち、彼女自身は3世にあたります。彼女は小学2年生の時にオーストラリアでの生活経験があり、この海外での経験が彼女の視野を広げるきっかけとなりました。彼女の学び舎は小林聖心女子学院であり、そこで彼女はスポーツ、特にヨット競技に情熱を注ぎました。小学6年生時にはジュニアヨット大会での優勝を果たし、オリンピックを目指す時期もありました。

高校ではバレーボール部にも参加し、アクティブに活動していました。進学先である早稲田大学 国際教養学部では、早稲田祭で「早稲田コレクション2010」のファイナリストに選ばれ、ミス・ユニバース・ジャパン千葉大会ではベストパーソナリティ賞を受賞。さらに、学生才能発掘バラエティ『学生HEROES!』にも出演し、その名を知らしめました。

2014年に朝日放送に入社し、翌年には『速報!甲子園への道』のキャスターとしてデビューを果たしました。以降は阪神タイガースの試合中継にも携わり、読売テレビやスカイAの番組でも活躍しました。また、全国ネットの番組『芸能人格付けチェック』の3代目「格付けアナ」としても強い印象を残しました。

2017年には、共同制作の『サンデーLIVE!!』でサブキャスターに抜擢されました。これは朝日放送の女性アナウンサーとして他局との共同制作の全国ネット報道番組にレギュラーで出演するのは、約10年ぶりのことでした。2018年に朝日放送テレビへ自動転籍した後も、彼女はアナウンサーとしての活動を続け、東京オフィスに赴任しました。

フリーアナウンサーへの道

2023年春には朝日放送テレビを退社し、フリーアナウンサーとして新たな挑戦を開始しました。退社の理由は「アナウンサーとしての10年という節目を迎える前に次のステージを目指す」ことです。さらに、将来の起業を視野に入れて個人事務所を立ち上げ、様々な活動を展開しています。退社後も担当していた番組への出演を続け、2023年4月からは『報道ステーション』でスポーツキャスターとして活躍しています。

人物・エピソード

ヒロドは親戚に音楽プロデューサーの宮路一昭がいるなど、魅力的な背景も持っています。また、彼女の姓は漢字で表記されないことに理由があり、海外での出生証明が関係しています。入社後には阪神タイガースのファンになり、特技の一つとして英語での「六甲おろし」の歌唱に挑むなど、独自のスキルを活かしています。

高校時代には英語のスピーチコンテストで優秀な成績を残し、さらに2015 WBSC U-18 ワールドカップでは閉会式の司会を務めました。アナウンサーとしての活動の傍ら就活生を支援するイベントも運営し、将来的には学生を支援する事業を立ち上げる構想を持っています。彼女はその情熱を社内でも同僚に話し、多くの経験を経て退社後に自身の事務所を設立しました。

このようにヒロド歩美は、多彩な経歴を持ちながら、自らの道を切り開いている明日が期待されるアナウンサーとして活動を続けています。

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