ビタワン

ビタワン：日本初のドッグフードとその歴史

ビタワンは、日本ペットフードが1960年に発売を開始した、日本で最初のドッグフードです。発売当初から現在に至るまで、多くの犬たちに愛され続けています。ここでは、ビタワンの誕生から現在までの歴史、多様な製品ラインナップ、そしてマスコットキャラクター「ビタワンくん」についてご紹介します。

ビタワンの歴史

1960年、協同飼料（現：日本ペットフード）が「愛犬の栄養食ビタワン」として販売を開始しました。その名前は、ビタミンを意味する「ビタ」と、犬の鳴き声である「ワン」を組み合わせたものです。発売当初は粉末状で、水で練って与えるタイプでしたが、後にビスケット状の製品も登場しました。

1963年には、日本ペットフードが設立され、ビタワンの製造・販売が協同飼料から同社へと移管されました。翌年の1964年には、現在おなじみのペレット状の商品が発売され、犬たちの食生活に新たな選択肢を提供しました。

2010年には、発売50周年を記念してビタワンブランドが大幅にリニューアルされ、パッケージデザインや製品ラインナップが一新されました。

ビタワンシリーズ

ビタワンは、様々な犬のニーズに応えるために、多様な製品シリーズを展開しています。

ビタワンミックス：バランスの取れた栄養を提供します。
ビタワン小型犬用：小型犬の特性に合わせた栄養設計です。
ビタワン生肉入りソフト：嗜好性の高い生肉を使用しています。
ビタワンソフト：食べやすいソフトタイプです。

その他にも、年齢や犬種、ライフステージに合わせた様々な製品が用意されています。

マスコットキャラクター「ビタワンくん」

ビタワンの顔として親しまれているのが、ハイブリッド犬の「ビタワンくん」です。1960年のビタワン発売当初から商品パッケージに描かれており、多くの人に愛されています。

ビタワンくんの設定は以下の通りです。

誕生日：1960年4月1日
出身地：日本
趣味：お風呂、散歩
性格：優しくて控えめ、甘えん坊
好きな食べ物：チーズ、さつまいも
口癖：「ワン！」

1961年に一度だけパッケージから姿を消しましたが、すぐに再登場し、デザインを少し変更しながら現在もビタワンの顔として活躍しています。2010年のリニューアルでは、ブランドロゴとともにビタワンくんのデザインも一新されました。

ちなみに、以前はキャットフードのパッケージには「ミミーちゃん」という猫のマスコットが描かれていましたが、2001年からは「ミオちゃん」というハイブリッドの白いメス猫に交代しています。

ビタワンは、長年にわたり日本の犬たちの健康を支えてきたドッグフードです。これからも、愛犬の健やかな成長をサポートする製品を提供し続けることでしょう。

関連情報
日本ペットフード　ビタワン公式サイト
日本ペットフード　キャラクター紹介
* ビタワン君 (vitaonekun) - Facebook

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