ビビる

ビビる: 日本のお笑いコンビ

ビビるは、かつてワタナベエンターテインメントに所属していた日本のお笑いコンビである。初期の活動は太田プロダクションに所属していた頃に始まった。このコンビは1995年に結成され、当初は大内と大木の独特な関係性が話題を呼んだ。大内は、深夜のNHK番組に出演していた大木を見て彼に興味を持ち、「相方になりたい」と投書をしたことがきっかけで、このコンビが成立した。しかし、当時の大内はお笑いに関する経験が全くなく、大木は彼を引き上げるために多くの苦労をしなければならなかった。

コンビの成り立ちと活動

ビビるは結成後、『笑う犬の冒険』などの人気バラエティ番組に出演し、一躍注目を集める。しかし、2002年4月には大内が自身の引退を発表すると、コンビは実質的に活動を停止することになった。大木によれば、ビビるは正式に解散したわけではなく、大内がコンビを脱退したという認識がある。これにより、コンビは「お笑いユニット」として新たな形を模索していくこととなった。

メンバーのプロフィール

• - 大木 淳（おおき じゅん）: 1974年9月29日生まれ。ボケ担当でネタ作りをし、立ち位置は向かって左だった。大内の引退後は「ビビる大木」として芸名を改め、ピン芸人としての活動を開始した。
• - 大内 登（おおうち のぼる）: 1974年6月3日生まれ。ツッコミ担当で、立ち位置は向かって右であった。引退後はディレクターやテレビプロデューサーに転身し、時折大木と共演することもある。

コンビ解消後の関係

大内の引退は『ビビるの@llnightnippon.com』での発表であった。番組内で彼は「自分は大木におんぶにだっこだったのではないか」と涙ながらに話し、大木は「そうではない」と気遣った。この発言は、かつての二人の関係性を象徴するものであった。その後、大内は裏方として活動し、表舞台から姿を消したが、彼と大木との関係は決して悪化することはなかった。

2005年には、大木が出演するテレビ番組で大内が久しぶりにカメラの前に姿を見せ、二人の友情が健在であることが知れ渡った。また、2007年には、大内がプロデューサーを務めた番組にゲストとして大木が出演し、5年ぶりにコントを行った。以降も不定期ではあるが、二人は共演を続けている。

再結成と出演

2008年には『笑う犬2008秋』に出演し、リーダーとしての地位を再確認した。その後、2010年には『笑う犬2010寿』で再び共演を果たした。2013年にも大内がゲスト出演した特番があり、2022年には「一夜限りの再結成」としてネタを披露した場面もあった。このように二人は、それぞれの道を歩みながらも、お互いの存在を大切にしている。

代表的な出演作品

ビビるは、以下のような多くのバラエティ番組に出演してきた:

• - 加トちゃんマチャミのお台場CHA・CHA!!
• - 空飛ぶ!ネプTビビ
• - 笑う犬の冒険
• - ビビるのジャムパラ
• - お笑い実力刃 など。これらの番組で彼らのユーモアとコンビネーションは、多くの視聴者に愛された。今後も新たな活動に期待が寄せられる。

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