ビリー・ハーモン

ビリー・ハーモン（Billy Harmon）

ビリー・ハーモンは、1994年12月23日にニュージーランドのクライストチャーチで生まれた、マオリの血を引くラグビーユニオン選手です。パワフルなフランカー（FL）として知られており、身長187cm、体重104kgという恵まれた体格を誇ります。その才能は早くから注目され、ニュージーランドの代表チームの一つであるマオリ・オールブラックスのメンバーに選ばれた経験も持っています。

ニュージーランドでのキャリア

彼のラグビーキャリアは、地元のセントビーズカレッジで基礎を築くことから始まりました。卒業後、ニュージーランド国内の代表チームであるカンタベリーを経て、南半球最高峰リーグ「スーパーラグビー」の舞台へと進みます。まずは強豪クルセイダーズに所属し、その競争の中で実力を磨きました。

その後、2021年には同じくスーパーラグビーに参戦するハイランダーズへ移籍。彼はハイランダーズで重要な選手としての地位を確立し、フィールド上でのリーダーシップを発揮しました。その貢献と信頼は厚く、2023年にはチームのキャプテンを任されるに至ります。主将としてチームを牽引しましたが、2024年5月をもってハイランダーズを退団することを発表しました。

日本での新たな挑戦

長年にわたりニュージーランドラグビー界で実績を積んだビリー・ハーモンは、2024年7月、日本のラグビー界への挑戦を決断します。彼の新たな所属先となったのは、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEに参戦する横浜キヤノンイーグルスです。フランカーとして、チームのフォワード陣に強度と経験をもたらす存在として大きな期待が寄せられました。

そして、2024-25シーズンが開幕。同年12月22日に行われたリーグワン第1節、カンファレンスAのブレイブルーパス東京戦が、彼にとって記念すべきリーグワン公式戦デビューとなりました。この試合に先発メンバーとして出場し、持ち前の激しいプレーでチームに貢献しました。ニュージーランドで培った経験とリーダーシップを活かし、横浜キヤノンイーグルスの勝利に貢献すべく、日本でのキャリアを精力的に歩み始めています。今後のリーグワンでの活躍から目が離せない選手の一人です。

所属チーム：
セントビーズカレッジ
カンタベリー
クルセイダーズ
ハイランダーズ（2021-2024）
* 横浜キヤノンイーグルス（2024-）

ポジション：フランカー（FL）

代表歴：マオリ・オールブラックス

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