ピエール・ロバン

ピエール・ロバン（Pierre Robin、1982年11月1日 - ）は、フランスのアンギャン＝レ＝バン出身の柔道家です。195cmの恵まれた体格から繰り出される柔道は、数々の国際大会で好成績を収めました。

輝かしいキャリア

ロビンは2001年のヨーロッパジュニア100kg超級で優勝し、その才能を早くから開花させました。2004年にはU23ヨーロッパ選手権でも優勝を果たしますが、同階級には強豪がひしめき、アテネオリンピックへの出場は叶いませんでした。

2005年、ロビンはカイロで開催された世界選手権100kg超級で銅メダルを獲得し、世界にその名を知らしめました。2006年には、ワールドカップ国別団体戦でフランスチームの一員として3位入賞に貢献しました。

2008年のヨーロッパ選手権では3位に入賞するも、当時フランス代表にはテディ・リネールという絶対的な存在がいたため、北京オリンピックの代表の座を掴むことはできませんでした。同年の世界選手権無差別では5位という成績を残しています。

2011年には、ミリタリーワールドゲームズで優勝を飾り、その実力を改めて証明しました。

主な戦績

2001年 - ヨーロッパジュニア　優勝
2004年 - U23ヨーロッパ選手権　優勝
2005年 - 世界選手権　3位
2006年 - ワールドカップ国別団体戦　3位
2008年 - ヨーロッパ選手権　3位
2008年 - 世界選手権　無差別　5位
2009年 - グランドスラム・パリ　3位
2009年 - グランドスラム・リオデジャネイロ　3位
2011年 - ミリタリーワールドゲームズ　優勝

ピエール・ロビンは、オリンピック出場こそ叶わなかったものの、世界選手権でのメダル獲得をはじめ、数々の国際大会でフランス柔道界に貢献した名選手として記憶されています。

外部リンク

ピエール・ロバン - JudoInside.com (英語)
ピエール・ロバン - 国際柔道連盟 (英語)
ピエール・ロバン - Alljudo (英語)

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