ピンク・レディー・イン・USA

ピンク・レディー・イン・USA

『ピンク・レディー・イン・USA』は、1979年9月5日にビクター音楽産業（現在のビクターエンタテインメント）からリリースされた、ピンク・レディーのオリジナルアルバムとしては4枚目にあたります。このアルバムは、同年6月1日にアメリカで発表された『PINK LADY』の日本発売版であり、収録曲は全く同じものとなっています。この作品は、マイケル・ロイドのプロデュースにより作られた、彼女たちの世界デビューを果たした重要なアルバムとなっています。

アルバム全体の特徴としては、ウィスパー的な歌い方を取り入れており、これまでのピンク・レディーの歌唱スタイルとは異なることが挙げられます。この新たなアプローチは、メンバーたちにとって多くの学びをもたらし、自信にもつながったと語られています。さらに、このアルバムはアジアのいくつかの国でも海賊盤として流通し、特に韓国ではヒュンダイレーベルから特別に発売された公演音源が存在します。これらは日本国内ではリリースされていないものです。

アルバムは、2002年12月15日にCD化され、レーベルはViViD SOUNDとなっています。収録曲は以下の通りです。

Side A

1. Kiss In The Dark: ピンク・レディーの全米デビューシングルで、エレクトラから世界40か国で同時に発売されました。この曲は、ビルボードやキャッシュ・ボックスで63位まで到達し、37位まで上昇しました。メンバーたちは、アメリカで求めていたイメージを体現した楽曲だと感じています。

2. Dancing In The Halls Of Love: この曲は、アメリカの兄弟デュオAlessiのカバーで、全米デビュー第二弾シングルとして1979年8月にリリースされました。

3. Show Me The Way To Love: アメリカ版「Dancing In The Halls Of Love」のB面収録曲です。

4. Walk Away Renee: シングル「KISS IN THE DARK」のB面で、レフト・バンクのカバー曲です。

5. Strangers When We Kiss: 原曲「うたかた」としても知られており、メンバーたちも特に気に入っている一曲です。この楽曲は、彼女たちのスタイルに合った作品だとされています。

Side B

1. Love Me Tonight: トム・ジョーンズによるカバー曲です。

2. I Want To Give My Everything: カール・ダグラスの楽曲をカバーしています。

3. **Deeply (From the motion picture

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