ピース (お笑いコンビ)

ピースについて

ピースは、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビで、2003年10月に結成されました。メンバーはボケ担当の又吉直樹と、ツッコミ担当の綾部祐二の二人です。彼らは特有の漫才やコントスタイルで日本の笑い界に新風を巻き起こしました。

メンバー紹介

• - 又吉直樹（1980年6月2日生まれ、44歳）: ボケ担当、立ち位置は向かって左です。彼はお笑いだけでなく、小説家としても成功を収めています。
• - 綾部祐二（1977年12月13日生まれ、46歳）: ツッコミ担当、立ち位置は向かって右です。彼は常に新しい挑戦を目指しており、特に活動の場を海外に広げています。

経歴と活動

ピースの活動は、NSC東京校第5期の出身からスタートしました。もともと別々のコンビで活動していた二人が、共通の趣味である京都の寺社巡りを通じて親しくなり、2003年にコンビを結成しました。初期はライブや舞台を中心に活動し、徐々に知名度を上げていきました。

ピースは2010年頃に大きなブレイクを果たしました。特に『しゃべくり007』に出演後、その名前は多くの人々に知られるようになり、同年には『キングオブコント』の決勝に進出し、話題を呼びました。また、同じ年の『M-1グランプリ』にもファイナリストとして名を連ねましたが、残念ながらファイナルステージには進出できませんでした。

2011年以降、テレビ出演の機会が増加し、特にタレント番組では数多くのファンを獲得しました。2012年になると、綾部がピンとして活動を開始し、又吉も文学界で注目を集めるようになります。綾部はその後、2016年にニューヨークに移住し、国外での活動を模索しています。

芸風と作品

ピースは、漫才とコント両方を演じるスタイルで知られています。特に、綾部が教員を演じ、又吉がさまざまな状況を設定するというコントは、彼らの代表的なスタイルの一つです。彼らのネタは、社会風刺やシニカルな表現を取り入れることが多く、普通の漫才とは一線を画しています。

さらに、ピースのトークライブルが2023年に再始動し、長い休止を経ての活動再開が注目されました。これにより、彼らの新たなファン層が形成されています。

現在の活動

2022年にはCMにも出演し、7年を経た後で再度コンビとしての活動が見られるようになりました。2023年10月には「ピーストークライブ〜本とアメリカ〜」を開催し、綾部は帰国を果たすなど、二人の新たな挑戦と結束が期待されています。

ピースは日本のお笑い界において重要な存在であり、これからの活動にも多くの目が向けられています。

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