ファイサル・ファジル:キャリアと代表での活躍
ファイサル・ファジル(Fayçal Fajr)は、
1988年8月1日フランスの
ルーアンに生まれた
モロッコ代表のサッカー選手です。現在はアル・ワフダ・メッカに所属し、主に
ミッドフィールダーとしてプレーしています。
ファジルは、2011年
7月18日に
リーグ・アンのSMカーンと3年契約を結びました。同年8月28日の
スタッド・レンヌ戦でデビューを飾り、その3日後には
クープ・ドゥ・ラ・リーグのスタッド・ブレスト29戦で初ゴールを記録しました。
スペインでの挑戦
2014年6月24日、ファジルはリーガ・エスパニョーラの
エルチェCFに移籍し、8月24日の
FCバルセロナ戦で初出場を果たしました。その後、2015年8月6日には
デポルティーボ・ラ・コルーニャに1年間のレンタル移籍をしています。
2018年8月3日、ファジルは再びSMカーンに復帰しました。このシーズンではチームの主力として5得点を挙げましたが、クラブはリーグ・ドゥへ降格してしまいます。2019年
8月1日には
ヘタフェCFへの移籍が決まり、2年契約を結びました。
アル・ワフダ・メッカへの移籍
2022年6月19日、ファジルはサウジアラビアのアル・ワフダ・メッカへ移籍し、新たなキャリアをスタートさせています。
フランスで生まれ育ったファジルですが、代表はルーツである
モロッコを選択しました。2015年11月15日、
2018 FIFAワールドカップ・アフリカ予選の赤道ギニア戦で代表デビューを果たし、2017年3月24日のブルキナファソとの親善試合で代表初得点を記録しました。2018年には、
2018 FIFAワールドカップに参加する代表メンバー23人に選出され、世界の大舞台でプレーしました。
代表記録
出場大会:2018 FIFAワールドカップ(モロッコ代表)
国際Aマッチ:51試合出場、4得点(2015年-2022年)
ファイサル・ファジルは、クラブと代表の両方で重要な役割を果たし、その才能を発揮し続けています。