ファクンド・カンパッソ

ファクンド・カンパッソ：アルゼンチンの至宝、世界を舞台に輝くポイントガード

ファクンド・カンパッソ（Facundo Campazzo）は、1991年3月23日生まれのアルゼンチン人プロバスケットボール選手です。彼のポジションはポイントガードで、アルゼンチン代表としても活躍しています。

プロキャリアの幕開けと国内での成功

カンパッソは2008年に、アルゼンチン国内リーグのCAペニャロールでプロとしてのキャリアをスタートさせました。すぐにその才能を開花させ、リーグを代表するポイントガードへと成長。チームに数々のタイトルをもたらし、自身もリーグファイナルMVPに2度選出されるなど、目覚ましい活躍を見せました。

ヨーロッパでの挑戦

2014年8月30日、カンパッソはスペインの強豪、リーガACBのレアル・マドリード・バロンセストと3年契約を締結し、ヨーロッパへ活躍の場を移しました。2014-15シーズンには、ユーロリーグ、リーガACB、スペイン国王杯の3冠を達成。しかし、出場機会を求めて、2015年8月20日にCBムルシアへローン移籍。

リオデジャネイロオリンピック後には、レアル・マドリードとの契約満了後のNBA入りを目指すことを公言しました。2017年4月には、複数のNBAチームがカンパッソとの契約に関心を示していると報じられました。

NBAでの挑戦(2020-2022)

そして2020年11月30日、カンパッソはデンバー・ナゲッツと契約し、30歳にして念願のNBA入りを果たしました。2022年1月2日のヒューストン・ロケッツ戦では、NBA自己最多となる22得点12アシストを記録し、チームを勝利に導きました。

2022年10月18日には、ダラス・マーベリックスと契約しましたが、ケンバ・ウォーカー加入のため、ロスタースポットを空ける必要があり、11月28日にウェイブされました。

ヨーロッパ復帰 (2022-)

2022年12月19日、カンパッソはユーロリーグとABAリーグに所属するKKツルヴェナ・ズヴェズダと2023-2024シーズンまでの契約を結び、ヨーロッパの舞台に復帰しました。

アルゼンチン代表としての誇り

カンパッソは、アルゼンチン代表としても長年にわたり活躍しています。2012年のロンドンオリンピックで代表デビューを果たし、2014年FIBAバスケットボール・ワールドカップ、リオデジャネイロオリンピック、2019年FIBAバスケットボール・ワールドカップなど、数々の国際大会に出場しています。

ファクンド・カンパッソは、その卓越した技術とリーダーシップで、これからも世界中のバスケットボールファンを魅了し続けるでしょう。

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