ファミ筋

家族の絆で1000万!!スポーツゲームバトル ファミ筋スペシャル!!

2006年3月21日と28日、フジテレビ系列で放送された『家族の絆で1000万!!スポーツゲームバトル ファミ筋スペシャル!!』（通称：ファミ筋）は、人気番組『海筋肉王～バイキング～』の特別版として制作された、家族参加型のスポーツバラエティ番組です。最高賞金1000万円を目指し、家族の絆と挑戦が試される、白熱のゲームバトルが展開されました。

番組概要

この番組では、3人以上の家族がチームとなり、世界各国をテーマにした数々の障害物ゲームに挑戦します。各ステージは、その国の文化やイメージに合わせたユニークな競技で構成されており、家族の協力と個々の能力が求められました。

ゲームに成功すると賞金が獲得できますが、次のステージへ進むか、獲得した賞金を持って終了するかを、挑戦者家族自身が選択できます。ただし、ゲームに失敗すると、クリアしたステージまでの最低保証金額しか獲得できません。

キャスト

番組の進行役は爆笑問題の田中裕二さんと太田光さん、そしてアシスタントとして中村仁美さんが務めました。番組内では、田中さんはパーサー、太田さんは機長、中村さんはキャビンアテンダントという設定で、家族の挑戦をサポートしました。実況は梅田淳さんが担当しました。

ゲームステージ

番組は全7ステージ（最終ステージは全チーム敗退のため未公開）で構成され、各ステージで異なるゲームに挑戦しました。

第1ステージ：日本 - ファミリースピン

直径1.8mの円形ステージで、家族代表3人が30秒間回転。回転が止まった後、10秒以内に全員がゴールに到達すればクリア。賞金は10万円、失敗時は0円です。

第2ステージ：ギリシャ - ピタゴラス

ベルトコンベアの上を走りながら、モニターに表示される計算問題を解くゲーム。制限時間2分以内に8問正解し、ゴールのスイッチを押せばクリア。賞金は30万円、失敗時は0円です。

第3ステージ：エジプト - ピラミッド

ピラミッド内部を模した巨大迷路。プレーヤー2人とナビゲーター1人のチームで挑戦し、制限時間1分以内に2人とも脱出できればクリア。賞金は50万円、失敗時は0円です。

第4ステージ：オーストラリア - ハーバーブリッジ

高さ2.5mの吊り橋を渡るゲーム。3人が順番に渡り、制限時間1分以内に全員が中央の台に乗ればクリア。1人でも落下すると失格です。賞金は100万円、失敗時は30万円です。

第5ステージ：ブラジル・アマゾン or 中国・万里の長城

2つのゲームから選択可能。どちらも賞金は200万円、失敗時は50万円です。

ブラジル・アマゾン: 横倒しのドラム缶の上を下り坂を9m進みます。
中国・万里の長城: 頭の上にボウルを乗せ、ピンポン玉を落とさずに受け渡し、階段の上り下り後、ゴールを目指します。

第6ステージ：アメリカ - ブラックジャックターゲット

野球、サッカー、バスケットボール、ボウリング、フリスビーの5つの競技に挑戦。合計得点が21点になればクリア。同じ競技に複数回挑戦できますが、同じ人が連続して挑戦することはできません。賞金は300万円、失敗時は100万円です。このステージでは、全チームが敗退しました。

第7ステージ：ドイツ - ワールドカップ

2人がサッカーボールを落とさず運びます。このステージは全チーム敗退のため放送されませんでした。賞金は500万円です。

最終ステージ

賞金1000万円。全チーム敗退のため内容は不明です。

番宣チャレンジ

番組宣伝を希望するグループが挑戦できる企画。提示されたゲームをクリアするごとに、20秒間の番宣タイムを獲得できますが、1回でも失敗すると番宣はできません。

まとめ

『家族の絆で1000万!!スポーツゲームバトル ファミ筋スペシャル!!』は、家族の協力と挑戦、そして運も必要となる、バラエティ豊かなゲームで構成された、家族向けエンターテインメント番組でした。高額賞金とユニークなゲーム設定は、視聴者に大きな興奮と感動を与えたことでしょう。 番組は、家族の絆を改めて考えさせ、同時に、挑戦することの大切さを伝えてくれた、忘れ難い番組として記憶に残っています。

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