ファーストパーソンゲーム

ファーストパーソンゲームとは

ファーストパーソンゲーム（First-person game）は、プレイヤーが操作するキャラクターの視点、つまり一人称視点でゲームをプレイする形式を指します。この形式では、画面に表示されるのはキャラクターの目を通して見える世界であり、プレイヤーはまるで自分がゲームの世界に入り込んだかのような感覚を味わえます。

特徴

最も大きな特徴は、その没入感の高さです。キャラクターの顔や体が表示されないため、プレイヤーはより一層、ゲーム内のキャラクターになりきってプレイすることができます。また、現実世界と同じような視点であるため、ゲーム内の環境や出来事がよりリアルに感じられ、強い臨場感を得ることができます。

ファーストパーソンゲームの例

ファーストパーソンゲームは様々なジャンルで採用されており、その例として以下のようなタイトルが挙げられます。

タイタンフォールシリーズ: ロボット「タイタン」を操縦して戦うアクションシューティングゲームです。高速で展開される戦闘や、パルクールのような移動アクションが、一人称視点ならではの迫力とスピード感を生み出しています。
バイオハザード7 レジデントイービル: 人気ホラーゲームシリーズの最新作であり、従来の三人称視点から大幅な変更を行い、一人称視点による恐怖体験を追求しています。緊迫感と恐怖感がより増幅され、プレイヤーはまるで自分がその場にいるかのような感覚を味わえます。
マインクラフト: ブロックで構成された世界を自由に冒険・開拓できるサンドボックスゲームです。一人称視点では、広大な世界を自分の目で見て探索する没入感を味わうことができます。三人称視点も選択可能です。
グランド・セフト・オートシリーズ: 広大な都市を舞台に、犯罪や様々なミッションをこなすアクションゲームです。一部シリーズでは、一人称視点で街を歩き回ったり、カーチェイスを繰り広げたりすることが可能になり、よりリアルな体験ができるようになりました。こちらも三人称視点も選択可能です。

その他のジャンル

ファーストパーソンゲームはシューティングゲームとの相性が良いとされ、多くのファーストパーソン・シューティングゲーム（FPS）が存在します。しかし、アクションやロールプレイングゲームなど、様々なジャンルでも活用され、その没入感によってゲーム体験を豊かにしています。

脚注

※印のゲームは、三人称視点でもプレイ可能です。

関連項目

* ファーストパーソン・シューティングゲーム

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