フアンマ・デルガド

フアンマ・デルガド: Jリーグの得点王

フアンマ・デルガド（Juanma Delgado）は、1990年11月17日にスペインのバレンシアで生まれたプロサッカー選手です。彼はフォワードとして活躍し、現在JリーグのV・ファーレン長崎でプレーしています。2023年にはJ2リーグ得点王の称号を手にし、生涯初の20得点を超える26得点を記録しました。

経歴の概要

フアンマは2006年から2009年にかけてレバンテUDのユースチームで育成され、その後FCホベ・エスパニョール・サン・ビセンテに移籍しました。2011年から2013年の間にはCDデニアやデポルティーボ・アラベスに所属し、デポルティーボ・アラベスではセグンダ・ディビシオンBでの優勝を経験しました。彼のプロキャリアは、2013年にギリシャのアステラス・トリポリスFCでプロデビューを果たし、初得点を挙げたことで新たなステージに進みました。

2015年にはスコットランドのハート・オブ・ミドロシアンFCに加入し、UCAMムルシアCFへ期限付き移籍。2017年にはJリーグのV・ファーレン長崎に完全移籍し、そこで彼はJリーグ初出場、初得点を達成しました。このシーズンではリーグ戦32試合に出場し、11得点を挙げてチームのJ1昇格に寄与しました。

2018年には長崎と契約を延長し、J1リーグでも31試合6得点を記録。だがその後契約満了により退団し、2019年にはJ2リーグの大宮アルディージャへ移籍しました。このシーズンには登録名をフアンマ・デルガドに変更し、特に鹿児島ユナイテッドFC戦でのハットトリックが印象的でした。2020年にはアビスパ福岡に完全移籍し、2023年には再びV・ファーレン長崎に復帰しました。

2023年の大活躍

復帰した2023年のフアンマは素晴らしい成績を収めました。開幕から苦戦しながらも第6節にはハットトリックを達成し、シーズンを通じて自己最高の26得点を挙げました。この活躍により、彼はJ2得点王やベストイレブンに選出され、さらに月間MVPも受賞するなど、多くの賞を手にしました。

人物像

フアンマは、チームメイトからは「見た目はいかついがお茶目な男」と称されており、プライベートではお茶目な性格が伺えます。彼は親愛なるきみへという映画が好きで、サッカー選手としてはフェルナンド・トーレスを特に尊敬しています。子供の頃からの憧れのチームはレアル・マドリードであり、favorite playerはイスコとのことです。また、長崎のチームに所属する関係で長崎原爆資料館にも訪れ、その経験が強く印象に残っているようです。

フアンマ・デルガドは、サッカープレーヤーとしてだけでなく、その人間性や行動でも周囲に良い影響を与えており、今後の活躍にも期待がかかっています。

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