フアン・フォイス

フアン・マルコス・フォイス：アルゼンチン代表DFの軌跡

フアン・マルコス・フォイス（Juan Marcos Foyth）は、1998年1月12日、アルゼンチンのラプラタで生まれました。現在は、スペインのラ・リーガに所属するビジャレアルでDFとしてプレーし、アルゼンチン代表としても活躍しています。

プロとしてのキャリア

フォイスは、地元の名門クラブであるエストゥディアンテスでそのキャリアをスタートさせました。当初は攻撃的ミッドフィールダーとしてプレーしていましたが、16歳の時にセンターバックにコンバートされるという転機を迎えます。2017年1月には、クラブと2019年6月までのプロ契約を締結。同年3月にはトップチームデビューを果たし、フル出場を記録しました。

2017年8月、フォイスはイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーへ移籍。19歳のディフェンダーとしては高額となる1300万ユーロでの契約は、大きな注目を集めました。しかし、トッテナムでは出場機会に恵まれず、苦しい時期を過ごします。2018-19シーズンにはリーグ戦デビューを飾るも、PKを献上するミスもあり、課題を残しました。2019年8月には左足首の靭帯を負傷し、戦線離脱を余儀なくされます。

2020年10月、フォイスはビジャレアルへのローン移籍を決断。ここで彼は再び輝きを取り戻します。そして、2021年6月にはビジャレアルへの完全移籍を果たし、チームの主力として活躍しています。

アルゼンチン代表としての活躍

フォイスは、U-20アルゼンチン代表としても活躍し、2017年の南米ユース選手権とU-20ワールドカップに出場しました。同年9月には、アルゼンチン代表に初招集され、A代表デビューを果たします。コパ・アメリカ2019、2022 FIFAワールドカップにも出場し、ワールドカップでは優勝を経験しました。

プレースタイル

フォイスは、センターバックと右サイドバックをこなすユーティリティ性を持っています。高い戦術理解度と安定した守備能力に加え、正確なパスで攻撃の起点となることもできます。まだ若く、更なる成長が期待される選手です。

タイトル

ビジャレアル
UEFAヨーロッパリーグ: 2020-21

アルゼンチン代表
FIFAワールドカップ: 2022
* CONMEBOL-UEFAカップ・オブ・チャンピオンズ: 2022

フアン・マルコス・フォイスは、アルゼンチン代表としてワールドカップ優勝を経験し、今後の活躍がますます期待される注目のサッカー選手です。

もう一度検索