フォーエバー・パージ

フォーエバー・パージ

『フォーエバー・パージ』は、ジェームズ・デモナコが脚本・共同製作を担当し、Everardo Goutが監督したアメリカのディストピア・アクションSFホラー映画です。アナ・デ・ラ・レゲラ、ジョシュ・ルーカス、テノッチ・ウエルタらが出演し、2016年公開の『パージ:大統領令』の直接の続編であり、『パージ』シリーズの5作目にあたります。

COVID-19パンデミックの影響で公開が延期されましたが、2021年7月2日にユニバーサル・ピクチャーズから公開されました。日本では2022年5月20日にパルコ配給で公開されています。

あらすじ

前年の大統領選挙で”パージ”制度は廃止されたものの、再びその制度は復活していました。メキシコの麻薬カルテルから逃れてきた不法移民のメキシコ人夫婦は、テキサスで初めてのパージを経験し、シェルター内で無事にパージを終えます。しかし、”フォーエバー・パージ”を掲げ、パージ終了後も犯罪行為を続ける集団が出現し、その波紋は全米へと広がっていきます。

不法にパージを継続しようとする者たちから逃れようとする夫婦とその仲間たちは、”フォーエバー・パージ”を掲げる白人至上主義者たちに追われることになります。終わりのない恐怖、そして、生き残りをかけた壮絶な戦いが繰り広げられます。

キャスト

アデラ - アナ・デ・ラ・レゲラ（種市桃子）
ホアン - テノッチ・ウエルタ（最上嗣生）
ディラン・タッカー - ジョシュ・ルーカス（桐本拓哉）
メイジー・ドイル - レヴェン・ランビン（松浦裕美子）
トリニダード・トレド（T.T.）- アレハンドロ・エッダ（奈良徹）
ケイレブ・タッカー - ウィル・パットン（野川雅史）
エマ・ケイト・タッカー - キャシディ・フリーマン（清水はる香）
リディア - ベロニカ・ファルコン
ハーディン夫人 - スージー・アプロマイト
ダリウス - サミー・ロティビ
政党「アメリカ建国の父（NFFA）」の兵士 - マーク・クレニク（ノンクレジット）
卍の入れ墨を入れたナチ野郎 - エドワード・ゲルハウス
リード・メルク - ブレット・エドワーズ
サビエル - グレゴリー・サラゴサ
ホアキン - ゲイリー・ノヒーリー
チアゴ - ザーン・マクラーノン（上田燿司）

製作

企画

2018年10月、『パージ』シリーズの生みの親であるジェームズ・デモナコは、もう1作脚本を書く可能性を示唆し、それがシリーズの「本当にクールな結末」になると語りました。

2019年5月、ユニバーサル・ピクチャーズは、タイトル未定の映画の企画を発表。デモナコが脚本を執筆し、セバスチャン・K・ルメルシエと共に製作を担当。ジェイソン・ブラム、マイケル・ベイなどもプロデューサーとして名を連ねました。本作は、シリーズの第5作目にして最終作であり、『パージ:大統領令』の直接の続編となります。

2019年8月には、監督としてエヴェラルド・グートが起用されました。

キャスティング

2019年10月、アナ・デ・ラ・レゲラの出演が決定。その後、テノッチ・ウエルタ、ウィル・パットン、キャシディ・フリーマン、レヴェン・ランビン、ジョシュ・ルーカスといったキャストが次々と発表されました。

撮影

2019年7月、本作がカリフォルニア州で撮影されることが発表され、カリフォルニア・フィルム・コミッションから税額控除を受けています。撮影は2019年11月に開始され、サンディエゴ郡などでロケーション撮影が行われました。

撮影は2020年2月に終了しています。

音楽

本作のスコアはThe Newton Brothersが担当しました。

公開

2020年4月、本作のタイトルが『The Forever Purge』となることが発表されました。

当初、2020年7月10日に米国で劇場公開される予定でしたが、COVID-19パンデミックの影響で延期。その後、2021年7月9日に再延期されましたが、最終的には7月2日に公開されました。

外部リンク

公式ウェブサイト
フォーエバー・パージ - IMDb（英語）

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