フォーリーブス・ライブ・ミュージカル 生きていくのは僕たちだ!

フォーリーブス・ライブ・ミュージカル 生きていくのは僕たちだ!

『フォーリーブス・ライブ・ミュージカル 生きていくのは僕たちだ!』は、1972年2月21日にリリースされた、フォーリーブスにとって初のライブアルバムです。このアルバムは、日本の音楽シーンにおいて「ライブ」という言葉を初めてアルバムタイトルに使用した作品としても知られています。そんな歴史的な意義を持つ作品が、どのように誕生したのかを詳しく見ていきましょう。

概要

このアルバムに収録されている楽曲は、1972年1月に東京の帝国劇場で上演されたミュージカル「生きていくのは僕たちだ!」からのものです。このミュージカルは芸術祭に参加しており、フォーリーブスが主演として活躍しました。ライブアルバムとしての本作は、彼らのパフォーマンスをスタジオ録音とは異なる形で提供することで、観客にその場の熱気や興奮を感じさせることを目的としています。

収録曲

アルバムの内容は、A面とB面に分かれており、各面には多くの名曲が収められています。

A面

1. オーバチュア - 作曲・編曲：宇野誠一郎
2. 生きていくのは僕たちだ - 作詞：竹邑類、作曲・編曲：服部克久
3. WE WANT - 作詞：新野隆司、作曲・編曲：宇野誠一郎
4. グリーン・ラブ・フレンド - 作詞：山口洋子、作曲・編曲：都倉俊一
5. 四つ葉の子守唄 - 作詞：山口洋子、作曲・編曲：宇野誠一郎
6. 飛べ風に乗って - 作詞：山口洋子、作曲・編曲：服部克久
7. ビバ！ハッピネス！ - 作詞：竹邑類、作曲・編曲：都倉俊一

B面

1. むらさきの花 - 作詞：大森晶子、作曲・編曲：宇野誠一郎
2. 君がいるから - 作詞：竹邑類、作曲・編曲：都倉俊一
3. 言えないんだ - 作詞：北公次、作曲・編曲：服部克久
4. 生きて欲しい - 作詞：山口洋子、作曲・編曲：宇野誠一郎
5. 死につづく道 - 作曲：北公次、作曲・編曲：宇野誠一郎
6. ぼくは君の中に生きて - 作詞：竹邑類、作曲・編曲：服部克久
7. アンコール - 作曲・編曲：服部克久

音楽の魅力と影響

本アルバムは、フォーリーブスの個性的な歌声やハーモニーによって形成されており、各楽曲が彼らの魅力を引き立てています。また、作詞・作曲陣には当時の著名なクリエイターが名を連ね、幅広いジャンルの音楽が楽しめる内容となっています。

特に、オープニングトラックの「オーバチュア」から続く流れが期待感を高め、聴き手を惹きつける工夫が随所に散りばめられています。曲ごとに異なるテーマや感情が表現されており、聴く人の心に深い印象を残します。

結論

『フォーリーブス・ライブ・ミュージカル 生きていくのは僕たちだ!』は、ただのライブアルバムにとどまらず、文化的な価値をも兼ね備えた重要な作品です。演者の情熱や音楽に対する愛情が、聴く人々に永遠に記憶される作品と言えるでしょう。このアルバムは、フォーリーブスの音楽の始まりを知るための貴重な資料であり、今後も多くの人々に愛され続けることでしょう。

もう一度検索