フューチャーガールズ
2003年4月3日から同年
9月25日にかけて、東海テレビで放送された深夜
バラエティ番組。毎週木曜日の深夜24時40分から25時10分までの30分枠で、全25回がオンエアされました。
番組概要
この番組は、タレントの
土田晃之と、
磯山さやか、和希沙也、森本さやか、
熊田曜子といった人気
グラビアアイドルたちが中心となって展開されました。番組は、フィクションであるドラマパートと、バラエティ企画パートを織り交ぜた構成を採用。これは、同じく東海テレビで以前放送されていた『コスモ★エンジェル』といった形式を踏襲したものです。
ドラマパートでは、未来の凶悪犯罪を防ぐために現代へタイムスリップしてきた「フューチャーガールズ」の活躍が描かれ、そのストーリーに沿ってバラエティ企画やトークが挿入されました。特筆すべきは、ドラマパートに毎回、
太田プロダクションに所属するお笑い芸人たちがゲストとして登場した点です。また、番組内で使用されたドラマの小道具の一部は、東海テレビの公式サイトを通じてインターネットオークションに出品され、視聴者が手に入れる機会が設けられていました。
出演者
土田晃之: ストーリーのキーパーソンである「マスター」や、番組冒頭でニュースキャスターを務めるなど、進行役とドラマに関わる役割を担いました。
磯山さやか: フューチャーガールズの一員である「サヤカ」役。
和希沙也: フューチャーガールズの一員である「カズキ」役。
森本さやか: フューチャーガールズの一員である「モリモト」役。
*
熊田曜子: フューチャーガールズの一員である「ヨウコ」役。
ドラマパートあらすじ
舞台は西暦2XXX年の近未来。モラルの著しい低下により、世界は凶悪犯罪が頻発し、大混乱に陥っていました。この状況を憂慮した者たちによって選ばれた4人の若い女性、「サヤカ」「カズキ」「モリモト」「ヨウコ」は、「フューチャーガールズ」として特別な任務を課されます。その任務とは、将来発生する凶悪犯罪の萌芽を摘むべく、原因となる出来事が起こる前の西暦
2003年へタイムスリップし、未来の犯罪を未然に防ぐというものです。彼女たちは、謎の人物「マスター」の指示のもと、現代社会に溶け込みながら極秘裏に活動を開始します。
各話サブタイトル
1. 未来の国からはるばると…の巻(
2003年4月3日)
2. コンパ大好き! マル秘必勝法…の巻(
2003年4月10日)
3. ピンチ 夢のロボット開発…の巻(
2003年4月17日)
4. 禁じられた愛…の巻(
2003年4月24日)
5. 恐るべき巨匠のDNA…の巻(
2003年5月1日)
6. 秘密にしちゃイヤ! ミュージシャンの恩返し…の巻(
2003年5月8日)
7. 横須賀与太郎行進曲…の巻(
2003年5月15日)
8. バブルキラー…の巻(
2003年5月22日)
9. 友達が言うことにゃ…の巻(
2003年5月29日)
10. サスペンス・犯人はスケていた!?…の巻(
2003年6月5日)
11. ジグザグ親子が家族ゲーム!?…の巻(
2003年6月12日)
12. 料理は愛情…の巻(
2003年6月19日)
13. セクハラ政治家を追放せよ! マル秘大作戦…の巻(
2003年7月3日)
14. 終わらないハンコウ期…の巻(
2003年7月10日)
15. ボマー…の巻(
2003年7月17日)
16. おそらく今夜東海地区で一番怖いお話…の巻(
2003年7月24日)
17. 奇跡のゴッドハンド…の巻(
2003年7月31日)
18. チュウ、チュウ、チュチュ夏のお嬢さん…の巻(
2003年8月7日)
19. レインボー美術館を封鎖せよ! …の巻(
2003年8月14日)
20. 今夜はとってもメロドラマ…の巻(
2003年8月21日)
21. 悲しきマスクマン…の巻(
2003年8月28日)
22. あなたの知らない世界。ネクタイは見た…の巻(
2003年9月4日)
23. 死に顔メール…の巻(
2003年9月11日)
24. フォー・ビューティフル・ヒューマン・ライフ…の巻(
2003年9月18日)
25. 最終任務…の巻(
2003年9月25日)
放送終了後のエピソード
番組の放送は半年で終了しましたが、出演者たちの間にはその後も良好な関係が続きました。特に、
磯山さやか、和希沙也、
熊田曜子の3名は、番組終了後、同じく東海テレビの情報
バラエティ番組『リサッチ』でも共演機会を得ており、同番組内で『フューチャーガールズ』当時の貴重な映像が紹介されることもありました。
また、共演した
土田晃之との親交も続き、森本さやかは土田夫妻から芸能活動に関する助言や励ましを受けていることが明かされています。
熊田曜子も、出演したテレビ番組で、
バラエティ番組での活動に悩んだ際に土田に相談に乗ってもらっていると語っています。
磯山さやかも、自身のブログで土田と共演した際には、サッカー談義に花を咲かせたり、個人的な相談に乗ってもらったりしていると綴っていました。番組を共に作り上げた出演者たちの絆は、放送終了後も続いたようです。