フラリ銀座/自由な国だから

モーニング娘。'18の66thシングル「フラリ銀座/自由な国だから」：平成最後のシングル、そして一つの時代の終わり

2018年10月24日、アップフロントワークス（zetimaレーベル）よりモーニング娘。'18の66枚目のシングル「フラリ銀座/自由な国だから」がリリースされました。このシングルは、グループにとって幾つもの節目を迎える重要な作品となりました。まず、10期メンバーの飯窪春菜にとって最後のシングルであり、同時に平成最後のシングルという、二度とない歴史的な位置づけにあります。

三つの楽曲が織りなす物語：それぞれの魅力と個性

シングルには、表題曲の「フラリ銀座」と「自由な国だから」、そしてカップリング曲である「Y字路の途中」の三曲が収録されています。それぞれ異なる魅力を持つ楽曲は、モーニング娘。'18の幅広い表現力を示すものとなっています。

「フラリ銀座」は、1960年代の銀座の街並みを思わせるレトロな世界観を表現した楽曲です。ミュージックビデオでは、その世界観が視覚的に再現され、楽曲の世界観に浸ることができます。メインボーカルは譜久村聖、佐藤優樹、小田さくらの三人が担当し、それぞれの歌声が楽曲に深みを与えています。

一方、「自由な国だから」は、力強くも自由な雰囲気を感じさせる楽曲です。「自由の女神」を思わせるフォーメーションや、子供たちが真似しやすい振り付けなど、自由な発想と遊び心が感じられる作品となっています。楽曲の制作には、つんく♂がサウンドプロデュースとして参加しています。

そして、「Y字路の途中」は、飯窪春菜の卒業を記念して制作された、彼女にとって特別な楽曲です。カップリング曲という枠を超え、アディッショナルトラックとして収録されています。センターは飯窪春菜が務め、彼女のモーニング娘。在籍期間への思いが感じられる、感動的な一曲となっています。

多様な形態でのリリース：コレクター心をくすぐる仕様

「フラリ銀座/自由な国だから」は、初回生産限定盤A、B、SP、通常盤A、Bの5形態で発売されました。初回生産限定盤にはDVDが付属し、初回生産限定盤SPにはイベント抽選応募券が封入されています。通常盤には、それぞれの楽曲の衣装を身につけたメンバーのソロ写真と集合写真のトレーディングカードがランダムで封入されており、コレクター心をくすぐる仕様となっています。

参加メンバーとミュージシャン：豪華な布陣

このシングルには、モーニング娘。'18の全メンバーである9期から14期のメンバーが参加しています。サウンドプロデュースにはつんく♂が参加し、その他にも数々のミュージシャンが参加し、楽曲を支えています。

まとめ：一つの時代の終わりと新たな始まり

「フラリ銀座/自由な国だから」は、飯窪春菜の卒業と平成の終わりという、モーニング娘。'18の歴史において重要な節目を刻んだシングルです。三曲それぞれの魅力に加え、多彩なリリース形態、そして豪華なメンバーとミュージシャン陣が参加したこの作品は、モーニング娘。'18の歴史に深く刻まれた、重要な一枚と言えるでしょう。このシングルを通して、モーニング娘。'18のこれまでの歩みと、これからの未来を感じ取ることができるはずです。

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