フリースタイルスキー世界選手権

FISフリースタイルスキー世界選手権

FISフリースタイルスキー世界選手権は、国際スキー連盟（FIS）が主催するフリースタイルスキーの世界選手権大会です。ワールドカップとは異なり、2年に1度開催されるのが特徴です。

歴史

フリースタイルスキーがFISの正式種目として承認され、ワールドカップが始まった1980年から6年後の1986年、フランスのティーニュで第1回大会が開催されました。当初、世界選手権は2年に1度の開催予定でしたが、第1回大会の2年後に冬季オリンピックが開催され、フリースタイルスキーも公開競技として実施されたため、日程が重ならないよう第2回大会は3年後の1989年に開催されました。この結果、奇数年開催となり、以降はオリンピックと重なることなく2年に1度開催されています。

競技種目

競技種目は、基本的にワールドカップでの種目変更に準じています。現在行われている主な種目は以下の通りです。

エアリアル (AE): 空中で技を競う
モーグル (MO): コースの起伏とジャンプで技術を競う
デュアルモーグル (DM): 2人同時にモーグルコースを滑り、速さと技術を競う
スキークロス (SX): 複数人が同時にコースを滑り、順位を競う
ハーフパイプ (HP): 半円筒状のコースで技を競う
スロープスタイル (SS): ジブやジャンプなどのセクションが設置されたコースで技を競う

過去には、以下の種目も実施されていました。

アクロ (AC): 現在は廃止
コンバインド (CO): エアリアル、モーグル、アクロの3種目の総合成績で順位を決定する競技。現在は廃止

開催地

2015年以降の大会は、スノーボード世界選手権と併催されています。

歴代優勝者

歴代の優勝者については、各種目ごとに記録が残されています。

男子
モーグル
エアリアル
デュアルモーグル
ハーフパイプ
スキークロス
スロープスタイル
ビッグエア
女子
モーグル
エアリアル
デュアルモーグル
ハーフパイプ
スキークロス
スロープスタイル
ビッグエア
混合
エアリアル

過去に実施されていた種目

男子
アクロ
コンバインド
女子
アクロ
コンバインド

国別メダル数

国別のメダル獲得数も記録されています。

脚注

FIS-ski.com listing of the Freestyle and Snowboarding World championships. Accessed 5 December 2010.

外部リンク

* FIS Championships Overview

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