ブラザー・ミッション -ライド・アロング2-
概要
『ブラザー・ミッション -ライド・アロング2-』(原題: Ride Along 2)は、
2016年にアメリカで公開された
コメディ映画です。ティム・ストーリーが監督を務め、主演には
ケヴィン・ハートと
アイス・キューブが起用されています。本作は、
2014年に公開された『ライド・アロング〜相棒見習い〜』の続編です。日本では劇場公開はされず、
2017年6月7日にDVDがリリースされました。
ストーリーの背景
物語の舞台は
フロリダ州マイアミ。ここで犯罪組織のボス、アントニオ・ポープは、自身の資金を奪ったハッカーを捜索しています。彼は犯人の一部を排除することには成功しますが、まだ共犯者が誰なのかを特定することができません。
その頃、警察官ジェームズ・ペイトンとメイフィールド刑事は、危険なドラッグ・ディーラー、トロイの逮捕を目指して張り込んでいました。新人警官ベン・バーバーは、積極的に行動しようとしますが、ジェームズの指導によりそれを思いとどまります。しかし、不意にトロイに気付かれ、銃撃戦に発展する事態に。混乱の中でメイフィールド刑事が負傷し、トロイは逃走。何とかトロイを捕まえたものの、ジェームズはベンの慎重さを欠いた行動を厳しく叱責しました。
ジェームズは、トロイの背後にいる人物を突き止めるため
マイアミに向かうことになります。自身の評価を挽回したいと願うベンは同行を希望しますが、一度は断られます。しかし、妹のアンジェラの懇願もあり、最終的にはベンを
マイアミに連れて行くことに。
到着後、ベンは地域の警察官マヤ・クルーズから叱責されるなど、苦労が続きます。一方で、ジェームズはハッカーのA・J・ジェンキンスと協力し、情報を得ようと奮闘します。ところが、ベンはクラブでのバチェラー・パーティーに参加し、仕事よりも楽しさに夢中になってしまいます。
貴重な品と爆弾
クラブでは銃撃戦が勃発し、緊迫した状況で重要な金庫を開けるものの、中身は空っぽでした。二人が帰ろうとした際には、車に爆弾が仕掛けられていたことが判明。なんとか危機を脱したものの、自動車は壊滅的な状態に。その後も、ベンは多くの失敗を重ねますが、物語のクライマックスでは予想外の活躍をすることになります。
製作と撮影
本作は
2013年に続編の制作が発表され、
2014年に正式な製作が開始されました。撮影は、
フロリダ州マイアミから
ジョージア州アトランタにかけて行われ、
2014年9月に終了しています。
評価と続編の可能性
公開後は批評家から厳しい評価を受け、
Rotten Tomatoesでは批評家支持率は13%という結果に。また、続編の企画も進められているといわれています。ジャンルとしてはコメディですが、シリーズ全体の評判には波があるようです。
まとめ
『ブラザー・ミッション -ライド・アロング2-』は、シリーズの続編にふさわしいストーリー展開とキャラクターの成長を描いた作品であり、
ケヴィン・ハートと
アイス・キューブのコンビネーションが観客を惹きつけます。