ブラー (トランスフォーマー)

ブラー（Blurr）

ブラーは、ハスブロとタカラ（現･タカラトミー）が展開するロボット玩具シリーズ「トランスフォーマー」に登場するキャラクターです。彼は、サイバトロンの情報員で、多くのファンに親しまれています。

G1での登場

ブラーは、『トランスフォーマー ザ・ムービー』からその姿を見せました。英語版では声優ジョン・モシッタ二世が担当し、日本語版では山口健の声を持ちます。彼は性格的にはせっかちで落ち着きがないものの、彼の速さに自信を持っています。変身する姿は無輪のスーパーカーで、武器にはエレクトロレーザーやビームを持ち、右手を溶接用のバーナーにもできます。

性格と特徴

ブラーの言葉遣いはユニークで、日本語版ではオネエ言葉を交え、洗練された語彙で早口に話します。彼の陽気な性格にはネガティブな面もあり、時に最悪の結果を想像することもあります。特に月を見るのが好きで、毎晩満月を楽しみにしているそうです。ただし、コウモリには苦手意識を持っているようです。

映画での活躍

『トランスフォーマー ザ・ムービー』で彼はウルトラマグナスに援護を求められ、デストロンに対抗すべく活躍します。その後、ユニクロンとの戦いにも参加しますが、最終的には姿を消します。これ以降のシリーズでも、彼は様々な冒険に繰り出していきます。

テレビシリーズでの活躍

『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010』の第1話では、ブラーはウィーリーと共に重要な任務に挑みます。衛星イオでの遭遇や、クインテッサの手のものと誤解されるエピソードも印象的です。彼はここで両脚を負傷し、トランスフォームできなくなるトラブルに見舞われますが、最終的には仲間の援助を受けて活躍を続けます。

『トランスフォーマー ザ・リバース』では、ヘイワイヤーとパートナーを組むターゲットマスターとしての新たな役割を担います。ここでも彼はデストロンとの戦いに没頭し、仲間と共に数々の困難を乗り越えていきます。彼のブレない性格とエネルギッシュな行動によって、多くの仲間と絆を深めます。

結果と玩具展開

ブラーはまた、『トランスフォーマー ギャラクシーフォース』や『トランスフォーマー アニメイテッド』など多くのシリーズに登場し続けます。アニメイテッドでは、彼は特務調査員としてディセプティコンの動向を監視する役割を果たしています。他のトランスフォーマーたちと共に様々な冒険を繰り広げ、友情と団結の大切さを体現しています。

また、ブラーの玩具は1986年に日本で発売され、その後ターゲットマスター版や各種派生商品が登場しました。それらの玩具は彼のスピード感や見た目を反映したデザインが施されています。ブラーの存在はトランスフォーマーシリーズにおいて重要なものとなっており、ファンにとっても記憶に残るキャラクターです。

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