ブリヂストンレッドアローズ

ブリヂストンレッドアローズ（Bridgestone Red Arrows）は、タイヤ製造販売などをグローバルに展開するブリヂストン株式会社が運営する社会人ラグビーチームです。2025年現在、チームは関東社会人リーグの2部Aグループに所属しており、競技活動を継続しています。

チーム概要と歴史

チームの主な活動拠点であり、ホームグラウンドとしても使用されるのは、東京都小平市に位置するブリヂストン小平グラウンドです。この施設を練習拠点として、選手たちは日々ラグビーに取り組んでいます。現在の「ブリヂストンレッドアローズ」というチーム名称は、2017-2018シーズンまで使用されていた「ブリヂストンラグビー部」という旧称から変更されたものです。

近年のリーグ戦における歩み

ブリヂストンレッドアローズは、関東社会人リーグの各カテゴリーで長年にわたり戦績を積み重ねてきました。近年の主なリーグ戦績を以下にまとめます。

2部リーグでの戦いと1部昇格

チームが関東社会人リーグ2部で活動していた時期の戦績は以下の通りです。

2012-2013シーズン: 2部Bグループで戦い、2勝4敗の成績でグループ5位となりました。
2013-2014シーズン: 引き続き2部Bグループに所属し、1勝4敗で前シーズンと同じ5位という結果に終わりました。
2014-2015シーズン: 所属グループが2部Cに変更となり、4勝2敗の成績でグループ3位と順位を上げました。
2015-2016シーズン: 2部Aグループでの戦いとなり、5勝1敗と勝ち星を重ねましたが、惜しくもグループ2位でシーズンを終えました。
2016-2017シーズン: 再び2部Cグループでプレーし、4勝2敗で3位となりました。
2017-2018シーズン: このシーズン、2部Cグループで圧倒的な強さを見せ、全勝（5勝）でグループ優勝を飾りました。続く順位決定戦では3位となりましたが、この好成績が評価され、チームは念願であった関東社会人リーグ1部への昇格を果たしました。

1部リーグでの挑戦と2部への降格

1部リーグ昇格後、チームはより高いレベルの戦いに臨むこととなりました。

2018-2019シーズン: 1部リーグでの最初のシーズンは、2勝5敗の成績で6位となりました。
2019-2020シーズン: 1部リーグでの2年目。3勝3敗1分と勝ち点を積み重ね、前シーズンを上回る5位でシーズンを終えました。
2020-2021シーズン: 新型コロナウイルスの影響により、このシーズンのリーグ戦は残念ながら中止となりました。
2021-2022シーズン: リーグ戦が再開。1部リーグで2勝2敗の成績を残し、2位という素晴らしい結果を収めました。シーズン終了後には、上位リーグであるトップイーストリーグへの入替戦に挑戦しましたが、惜敗し、関東社会人リーグ1部に残留することとなりました。
2022-2023シーズン: 1部リーグで4勝4敗と五分の成績を収めましたが、順位としては5位となりました。
2023-2024シーズン: 厳しい戦いが続いたシーズンで、1勝6敗と振るわず、リーグ7位でシーズンを終えました。
* 2024-2025シーズン: このシーズンも苦戦を強いられ、2勝5敗の成績に終わり、リーグ最下位の8位となりました。この結果を受け、2部リーグとの入替戦に臨みましたが、敗退。これにより、チームは関東社会人リーグの2部Aグループへ降格することが決定しました。

ブリヂストンレッドアローズは、1部リーグで合計7シーズンを戦い抜いた後、2024-2025シーズンの結果により2部リーグに戻ることとなりました。しかし、チームは今後もブリヂストンをバックアップとして、ラグビーを通じた活動を続けていくことが期待されます。

チームの最新情報や試合日程などは、関東ラグビーフットボール協会などの関連サイトで確認することができます。

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