ブルーノ・マルティンス・インディ

ブルーノ・マルティンス・インディ

ロランド・マクシミリアーノ "ブルーノ" ・マルティンス・インディ（Rolando Maximiliano "Bruno" Martins Indi, 1992年2月8日 - ）は、オランダ出身のサッカー選手。ポジションはDFで、現在はAZアルクマールに所属。

プロとしてのキャリア

初期

ポルトガルで生まれた後、すぐにオランダへ移住。ロッテルダムで育ち、オランダ国籍を取得。フェイエノールトのユースで才能を開花させました。U-19リーグでの優勝を経験し、ユース時代は左サイドバックとして活躍。

フェイエノールト

2010年、フェイエノールトのトップチームに昇格。当初は期限付き移籍も検討されましたが、トップチームでのトレーニング参加を経て、正式にメンバー入りを果たしました。UEFAヨーロッパリーグでプロデビューを飾り、リーグ戦にも出場。プロ初となるレッドカードや、クラブ史上最大の敗北を経験するなど、苦い経験も味わいました。

2011-12シーズンには、ポジション争いを経て左サイドバックのレギュラーを獲得。その後、センターバックとしてもプレーし、チームのリーグ2位に貢献。UEFAチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献しました。この活躍が認められ、2016年夏までの契約延長。

2012-13シーズンも、チームの守備陣の状況が不安定な中で、コンスタントにスタメン出場。CL予選でのプレーがルイ・ファン・ハール監督の目に留まり、オランダ代表に初招集されるきっかけとなりました。

FCポルト

2014年7月、FCポルトへ移籍。

ストーク・シティ

2016年8月、ストーク・シティへレンタル移籍。主力として活躍し、2017年8月に完全移籍。5年契約を結びました。

AZアルクマール

2020年10月、AZアルクマールへレンタル移籍。守備の立て直しに貢献しました。2021年7月には、AZアルクマールへ完全移籍しています。

代表としてのキャリア

オランダとポルトガルの代表資格を持っていましたが、オランダ代表を選択。U-17代表、U-19代表を経て、2012年8月にA代表デビュー。すぐにスタメンに定着し、ハンガリー戦で初ゴールを記録。ファン・ハール監督の下、若返ったオランダ代表の象徴的存在となりました。2013年2月にはセンターバックとして起用され、高評価を得ました。

評価

ロナルド・クーマン監督は、マルティンス・インディを「完璧なDF」と評し、その向上心の高さを評価しています。また、ヴェスレイ・スナイデルも、彼を「ビッグ・タレント」と称賛し、代表にとって不可欠な存在であると語っています。

エピソード

2014 FIFAワールドカップ・スペイン戦では、ディエゴ・コスタから頭突きを受けた際の表情が話題となり、SNS上で多くのコラ画像が生まれました。

代表歴

* 2014 FIFAワールドカップ

国際Aマッチ 36試合 2得点（2012年-2022年）

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