ブルームブルーム

Morfonica 2ndシングル『ブルームブルーム』

Morfonicaの2ndシングルとして2021年1月13日にリリースされた『ブルームブルーム』は、表題曲「ブルームブルーム」とカップリング曲「flame of hope」の2曲を収録しています。

楽曲について

「ブルームブルーム」は、スマートフォン向けゲーム『バンドリ！ ガールズバンドパーティ！』のイベントストーリーを基に制作されました。内気なボーカルのましろが、他バンドのメンバーとのお花見を通して心を開いていく様子が、軽快で開放的なサウンドに乗せて描かれています。一方、「flame of hope」は、Morfonicaが過去に受けた批判を乗り越え、精神的に成長していく姿を表現した楽曲です。曲調も、ましろの成長に合わせて力強さを増していきます。

音楽的な特徴としては、「ブルームブルーム」ではギターソロが導入され、ベースにはスラップ奏法が取り入れられています。これにより、楽曲の表現の幅が大きく広がったとメンバーは語っています。また、音楽ニュースサイト「SPICE」では、この楽曲のサウンドの重なりが、まるで慟哭のようだと評されました。

作品背景

ボーカルの進藤あまねは、バンド結成前から練習を重ねていましたが、当初は歌い方が分からなかったそうです。「flame of hope」のレコーディング直前にPoppin'Partyの愛美に相談した際、演じるように歌うというアドバイスを受け、納得したと語っています。

収録内容

CDには、「ブルームブルーム」と「flame of hope」の2曲が収録されています。生産限定盤には、Blu-rayが付属しており、ミニアニメ『BanG Dream! ガルパ☆ピコ ～大盛り～』の#14～26と、「ブルームブルーム」のミュージックビデオが収録されています。

パフォーマンス

「ブルームブルーム」は、2021年2月23日に横浜アリーナで開催されたPoppin'Partyとの合同ライブ「Astral Harmony」で1曲目に披露されました。サビではステージ全体が赤く照らされる演出がなされ、観客を魅了しました。また、「BanG Dream! 9th☆LIVE Mythology」では、RAISE A SUILENとの合同でアンコール曲として演奏され、会場を熱狂させました。

評価

音楽ライターの一条皓太は、「ブルームブルーム」について、Morfonicaの持ち味であるシンフォニックロックをベースにしながらも、軽やかで開放的なサウンドと、ボーカル進藤のポップな歌声が印象的だと評しています。ましろの葛藤と成長が表現された、暖かな春を待ち遠しくさせる一曲だと述べています。

また、「flame of hope」については、「ブルームブルーム」とは異なるベクトルで楽しめる楽曲であり、燃え盛る炎を連想させるような激しいサウンドが特徴だと評価しています。

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