ブルー・マリー

ブルー・マリーのキャラクター紹介

ブルー・マリーは、SNKが制作した人気対戦型格闘ゲーム『餓狼伝説』シリーズに初めて登場した女性キャラクターの一人です。彼女は『餓狼伝説3』で初めてプレイヤーの前に現れ、以降、このシリーズの重要なキャラクターとなりました。マリーは、美しいブロンドのボブヘアと引き締まった身体が特徴で、彼女の魅力を引き立てています。

キャラクター設定と背景

本名はマリー・ライアンで、フリーランスのエージェントという設定です。彼女は、格闘家の家系に生まれ育ち、優れた戦士としてその才能を開花させていきます。日系の血も受け継いでおり、彼女の祖父はギース・ハワードに古武術を教えた武道家です。このような家系から、マリーは強い格闘技の才能を持っています。

彼女のコードネーム「ブルー・マリー」は、故恋人のブッチがマリーを連想して名付けた特製カクテルから由来しています。ブッチはマリーの父と共に大統領警護の任務に就いていましたが、テロ事件により殉職。そのトラウマから以来、彼女の笑顔を見る者は皆無です。

ビジュアルとスタイル

マリーの衣装は『餓狼3』から『リアルバウト餓狼伝説』まで、黄緑色の革ジャンが特徴的でした。革ジャンは彼女が初めて出会ったときにブッチから贈られたものであり、故人を忍ぶ形見とされています。その後の作品では、彼女のスタイルは進化し続け、より洗練されたデザインになっています。

格闘技

マリーの格闘スタイルはコマンドサンボであり、彼女はこの技術を一層マスターするために日々努力を重ねています。彼女の技には、相手の体を締め上げるものや、投げ技が豊富です。彼女の使うコマンドサンボは、女性の体格にも関わらず非常に高い破壊力を誇り、数々の戦いでその腕前を発揮しています。

友人関係とその他の活動

マリーは、テリー・ボガードとの飲み友達と述べており、恋愛関係には発展しないようです。また、彼女はイングリッシュ・ポインターの愛犬アントニオを飼い、犬が大好きである一方で、猫に対してはあまり好意的ではありません。愛車はハーレーダビッドソン・FLSTFで、彼女のあらゆる面において圧倒的な個性を示しています。

ゲームの登場作品

マリーは『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズにも登場しており、特に『KOF'97』から本格的に参戦しました。彼女のキャラクターは常に人気が高く、登場するたびにファンからの注目を集めています。さらに、彼女は様々なメディアでの活躍も見せ、漫画版では大統領直属のエージェントとしての設定を持つことも。

声優とエピソード

声を担当するのは、主に生駒治美で、彼女の魅力的な声はゲーム内で多くのファンに愛されています。また、彼女の好きな食べ物は牛丼とされ、日常の一面も垣間見ることができるキャラクターです。

その存在感、魅力、そして戦闘スタイルで魅了するブルー・マリーは、今後も多くのプレイヤーに愛され続けることでしょう。

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