ブーン・ローガン

ブーン・ローガン（Boone Logan, 1984年8月13日 - ）は、アメリカ合衆国テキサス州サンアントニオ出身のプロ野球選手。左投右打の投手として、メジャーリーグで活躍しました。

経歴

2002年のMLBドラフトでシカゴ・ホワイトソックスから20巡目指名を受け、プロの道へ進みました。2006年にメジャーデビューを果たし、2007年には68試合に登板するなど、リリーフとして活躍しました。

2008年オフには、トレードでアトランタ・ブレーブスへ移籍。しかし、ブレーブスでは結果を残せず、AAA級でのプレーが中心となりました。

2009年オフには、再びトレードでニューヨーク・ヤンキースへ移籍。2010年には、故障者の代替としてメジャー昇格を果たすと、自己最高の防御率2.94を記録しました。2012年には、リーグ最多となる80試合に登板し、ヤンキースのブルペンに欠かせない存在となりました。

2013年オフに左肘の手術を受け、FAとなると、2013年12月13日にコロラド・ロッキーズと3年総額1650万ドルで契約。2014年は故障の影響で出遅れたものの、奪三振率11.5を記録するなど、その実力を見せつけました。ロッキーズでは、2016年までプレーしました。

その後、2017年にはクリーブランド・インディアンス、2018年にはミルウォーキー・ブルワーズに所属しましたが、目立った活躍はできませんでした。

投球スタイル

ブーン・ローガンの主な球種は、平均93mph（約149.7km/h）前後の速球とスライダーです。かつてはチェンジアップも投げていましたが、近年は速球とスライダーの割合が95%以上を占めています。対左打者に対して被打率.251、被OPS.704と安定した成績を残しています。

詳細情報

年度別投手成績は以下の通りです。
(2018年度シーズン終了時)

背番号：
57（2006年 - 2008年）
36（2009年）
* 48（2010年 - 2018年）

ブーン・ローガンは、その速球とスライダーを武器に、メジャーリーグで長きにわたり活躍したリリーフ投手でした。

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