プロバスケ! bjリーグtv

プロバスケ! bjリーグtv：bjリーグの魅力を届けたBSフジのバスケットボール番組

2006年、BSフジと日本プロバスケットボールリーグ（bjリーグ）のメディアパートナー契約締結を機に誕生した『プロバスケ! bjリーグtv』。bjリーグの試合ダイジェストや関連情報を伝える番組として、長きにわたり多くのファンにbjリーグの魅力を伝えてきました。本記事では、同番組の放送内容から出演者、制作体制、スポンサーに至るまで、詳細な情報を解説します。

番組内容と放送スケジュール

『プロバスケ! bjリーグtv』は、bjリーグの試合ハイライトを中心に放送。毎週放送される番組でしたが、放送内容やスケジュールはシーズンによって変動しました。初期のシーズンでは2週間分の試合ダイジェストが中心でしたが、シーズンが進むにつれ、3週間分へと拡大。放送頻度も毎週から毎月へと変化していきました。

放送時間についても、シーズンを通して変更がありました。23時からの放送から始まり、24時からの放送にシフトチェンジした時期もありました。また、NOTTVでの放送も開始され、BSフジと2局で放送される時期もありました。放送終了間際は、毎月第1金曜日の放送となるなど、放送スケジュールは柔軟に対応して変更されています。

番組内容は、注目のカードのダイジェストやその他の試合結果といったハイライトだけでなく、名場面集や地域密着企画、チームとファンの交流の様子、バスケットボールクリニックの情報など、多角的な視点からbjリーグを取り上げていました。視聴者プレゼントコーナーや、リーグが表彰する週間MVP・月間MVPの発表なども番組の定番コーナーでした。

キャストとスタッフ

番組の顔として活躍したアナウンサー陣は、フジテレビアナウンサーを中心に、個性豊かなメンバーが勢ぞろい。三井智映子、中山明日実、青柳愛といった進行役を務めたアナウンサーに加え、青嶋達也、森昭一郎、田淵裕章といった実況陣は、彼らの軽妙な語り口と、時にユーモラスな実況で番組を盛り上げました。

特に、青嶋アナと森アナの「青・森コンビ」、田淵アナを加えた「青・森・田トリオ」、さらには生田アナ、小穴アナを加えた「青・森・田軍団」といった実況陣の愛称は、視聴者にも広く知れ渡るほどの人気ぶりでした。番組進行役の変更も多く、梅津弥英子、宮瀬茉祐子、細貝沙羅、松村未央など、多くのアナウンサーが番組を彩りました。

解説陣には、bjリーグコミッショナーの河内敏光氏をはじめ、山根謙二氏、東英樹氏といったリーグ関係者も出演。彼らの専門的な知識と視点が、番組に深みを与えていました。

番組制作はフジテレビスポーツ部が幹事局となり、bjリーグ各チームのホームタウンにあるFNS系列局が制作協力として参加。多くの局が連携することで、地域密着型の番組づくりに貢献していました。

スポンサーと番組終了

番組スポンサーには、bjリーグのオフィシャルスポンサーに加え、各チームのスポンサーも名を連ねました。シーズンによってスポンサー企業は変化していきましたが、長年番組を支えてきた企業も数多くありました。

2016年、bjリーグがBリーグに統合されたことを受け、『プロバスケ! bjリーグtv』は最終回を迎えました。約10年にわたる放送は、bjリーグの歴史とともに幕を閉じ、多くのファンに惜しまれつつ終了しました。

試合中継

番組以外にも、BSフジではbjリーグの開幕戦やレギュラーシーズンの数試合、オールスターゲーム、プレイオフなどを生中継していました。これらの試合中継においても、各チームのホームタウンのFNS系列局が制作協力を担っていました。

まとめ

『プロバスケ! bjリーグtv』は、単なる試合ダイジェスト番組にとどまらず、bjリーグの試合や、チーム、選手、ファン、そして地域社会全体の魅力を伝える番組でした。個性豊かな出演者と制作体制、そして数々のスポンサー企業の協力によって支えられ、bjリーグ発展に大きく貢献した番組として、その歴史は高く評価されています。番組は終了しましたが、bjリーグの歴史と、その魅力を伝える重要な役割を果たした番組として記憶され続けています。

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