ベアウ・ビショップ

ベアウ・ジョードン・テ・ウェラ・ビショップ（Beau Jordon Te Wera Bishop , 1993年1月16日 - ）は、ニュージーランドのウェリントン出身のプロ野球選手です。ポジションは捕手で、マオリ族の血を引いています。兄のサム・ビショップも野球選手として活躍しています。

経歴

2011年2月、ビショップ選手はボストン・レッドソックスと契約金6万ドルで入団し、プロ野球選手としてのキャリアをスタートさせました。

2012年には、傘下ルーキーリーグのガルフ・コーストリーグ・レッドソックスで16試合に出場しました。同年9月には、台湾で開催された第3回WBC（ワールド・ベースボール・クラシック）予選のニュージーランド代表に選出され、国際舞台を経験しました。

2013年も、ガルフ・コーストリーグ・レッドソックスに所属しましたが、2試合の出場にとどまり、5打数0安打という結果でした。オフシーズンには、オーストラリアン・ベースボールリーグ（ABL）のアデレード・バイトでプレーし、実戦経験を積みました。

2014年は、どの球団にも所属せず、プレーの機会はありませんでした。

2015年2月20日、ミルウォーキー・ブルワーズとマイナー契約を結び、再びメジャーリーグへの挑戦を目指しましたが、1試合の出場にとどまり、7月1日に自由契約となりました。

その後、ニュージーランドに帰国し、2018年からはABLのオークランド・トゥアタラに所属しています。また、2017年の第4回WBC予選、そして2023年の第5回WBC予選にもニュージーランド代表として選出され、国際舞台で活躍しています。

選手としての特徴

ビショップ選手は、元々はソフトボール選手でした。レッドソックスと契約後、オーストラリアのMLBアカデミーで野球の基礎を学び、才能を開花させました。ソフトボールで培った身体能力と、MLBアカデミーで習得した野球の技術を融合させ、プロ野球選手としての道を切り開きました。

国際舞台での経験も豊富で、WBC予選ではニュージーランド代表の要として活躍が期待されます。今後の活躍から目が離せません。

もう一度検索