ベアトリス・ソウザ

ベアトリス・ロドリゲス・デ・ソウザのプロフィール

ベアトリス・ロドリゲス・デ・ソウザ（Beatriz Rodrigues de Souza、1998年5月20日生まれ）は、ブラジルのサンパウロ州ペルイベ出身の柔道選手で、78kg超級の階級に所属しています。彼女は数々の国際大会での活躍によって、柔道界での名声を確立してきました。

初期の成績

デ・ソウザは2015年の世界カデ選手権で70kg超級の部門において3位を獲得しました。これにより、彼女は国際舞台での注目選手として浮上しました。その後、2017年にはパンナム選手権で優勝し、世界団体選手権では2位を獲得。さらに同年の世界ジュニア選手権でも3位に入賞しました。これらの成績から、彼女の実力と才能が証明されました。

活躍の舞台

2018年、デ・ソウザはグランドスラム・エカテリンブルグで3位入賞を果たし、続く世界ジュニア選手権では準優勝に輝きました。また、彼女はこの年のパンナム選手権で2位に入賞し、さらにグランプリ・カンクンでも3位となります。

2019年にはパンアメリカン競技大会で3位に入賞し、世界選手権では準々決勝で強敵イダリス・オルティスに敗れつつも、全体で5位という結果を残しました。その後のミリタリーワールドゲームズでさらに3位になり、特にグランドスラム・大阪では元世界チャンピオンの朝比奈沙羅を破るという素晴らしい勝ちをおさめました。

オリンピックとその後

2020年、デ・ソウザはグランドスラム・パリで3位に入賞し、2021年のパンナム選手権で優勝を遂げました。その後、世界選手権でも3位を記録しましたが、2020年東京オリンピックの代表選手には選ばれずライバルのマリア・アルテマンが出場することになりました。

以降も彼女は活動を続け、2022年にはパンアメリカン・オセアニア選手権で優勝。世界選手権では準決勝で冨田若春に勝利するという快挙を果たしましたが、決勝ではフランスのロマヌ・ディッコに敗れ、2位となりました。

最近の成果

2023年、デ・ソウザは世界選手権で3位に入賞し、パンアメリカン・オセアニア選手権では再び優勝を果たしました。さらに、グランドスラム・バクーとヨーロッパオープン・ワルシャワにも勝利し、その実力を示しています。

そして、2024年のパリオリンピックにおいては、準決勝で地元選手を破り、決勝戦ではイスラエルの選手に勝利し、見事に金メダルを獲得しました。さらに、混合団体戦でも銅メダルを手にし、自身のキャリアにおいて最高の瞬間を迎えました。

現在のランキング

デ・ソウザは、国際柔道連盟（IJF）の世界ランキングにおいて4383ポイントを獲得し、2022年7月24日現在で2位に位置しています。彼女の成績は、ブラジル柔道界における象徴的な存在としての地位をさらに強固にしています。

ベアトリス・ロドリゲス・デ・ソウザは、これからの柔道界においてもますます注目される選手であり、彼女の今後の活躍に期待が寄せられています。

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