ベイビー谷本

ベイビー谷本（1981年8月29日 - ）は、広島県出身のお笑いタレントでした。かつてワタナベエンターテインメントに所属し、個性的なキャラクターで異彩を放っていました。

お笑い芸人としてのキャリアは、上木総合研究所というコンビでスタートしました。ボケ担当として「10カラット」などの番組に出演しましたが、2007年にコンビは解散。その後、元ぽぽげの小竹愛子（ラブ子、現・水戸とみ）とラブリーミントを結成し、新たな活動を始めました。しかし、ラブリーミントも2008年10月頃に解散し、以後はピン芸人として活動していました。

2013年頃には、所属事務所の公式プロフィールから名前が削除され、現在は芸能界を引退していると考えられています。元相方の上木氏によると、地元である広島に帰郷したとのことです。

ベイビー谷本の特徴は、何と言ってもその強烈な容姿でした。ネタを披露する際の出オチになるほどのインパクトがあり、共演したとんねるずの木梨憲武さんに「笑わそうと思って整形した？」と言われたほどです。また、「10カラット」のプロデューサーである櫟本憲勝氏からは「東京、関東圏でも見なくなったタイプ。正直、（視聴者の）女性には不人気」と酷評されるなど、その容姿は賛否両論を呼びました。

しかし、その一方で、日本テレビの番組「99プラス」では、バナナマンの日村勇紀さんとのブサイク対決で見事勝利を収めています。バナナマンはベイビー谷本の顔に大きな衝撃を受けたようで、パーソナリティを務めるラジオ番組「バナナマンのバナナムーン」で時々話題にしていたようです。

また、趣味はカラオケツッコミ、女性経験がないことを公言するなど、キャラクターの濃さも際立っていました。

テレビ出演

10カラット（TBS）（上木総合研究所時代）
99プラス（日本テレビ）

CM出演

* イオン（テレビコマーシャル「広告する人 肌ざわり編」）

ベイビー谷本は、短い期間ではありましたが、その強烈な個性で多くの視聴者にインパクトを与えたお笑いタレントでした。

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