ベストフンドシストアワード

ベストフンドシストアワードについて

概要

ベストフンドシストアワード（BEST FUNDOSHIST AWARD）は、日本ふんどし協会が主催する賞であり、ふんどしの普及に大きく貢献したプロフェッショナルたちを表彰する制度です。受賞対象は、普段からふんどしを愛用している人々や、協会が推薦する愛用を促したい人物が該当します。国籍に関しては日本在住であれば制限がなく、受賞者は毎年2月の第1週に発表され、特に「ふんどしの日」とされる2月14日を意識した日程で行われています。

かつては授賞式が開催されていましたが、2017年度以降は感染症の影響もあって行われていません。ただし、2018年には授賞式が復活したものの、再び中止となりました。さらに、2014年度には特別賞として、ふんどしを締め直して頑張る人物を応援する賞が設けられました。この特別賞は、騒動を起こしたセンセーショナルな人物を選出するもので、ふんどし未使用者でも受賞が可能なため、その年に話題になることが期待されました。しかし、特別賞は2018年度以降は選出されていません。この他、普及に貢献した作品にも賞が与えられることがあります。

歴代受賞者の一部

2011年度

初の大賞を受賞したのは安田大サーカスの団長安田で、ふんどしを明るく楽しいものとして広める活躍が評価されました。この年の他の受賞者には、いとうせいこうや勝俣州和らがいます。

2012年度

住吉美紀が大賞を受賞したこの年では、ふんどし愛用とその健康効果をラジオ番組で発信し、多くの人に広めました。また、作品賞にはテレビドラマ『押忍!!ふんどし部!』が選ばれました。

2013年度

俳優の古田新太が大賞を受賞し、バンド人間椅子やイメージキャラクターしっぺいがグループでの受賞を果たしました。

2014年度

サンプラザ中野くんが大賞を受賞し、ふんどし応援ソングを制作するなど積極的に普及活動を行いました。いとうせいこうはこの年をもって殿堂入りとなりました。

2015年度

とにかく明るい安村が受賞し、PR活動が評価されました。特別賞には矢口真里が選出されています。

2016年度

この年度は該当者がいないとして賞が授与されず、協会は努力不足を認めています。

2017年度

菅田将暉が大賞に選出され、ふんどし姿を披露したことが評価されましたが、授賞式は行われませんでした。

2018年度

吉村崇が大賞を受賞し、授賞式では新設された期待の新人賞の受賞者も発表されました。

2019年度

斎藤工が大賞受賞、続けてEXIT、そして新井恵理那と千原ジュニアが大賞となり、各年度での影響力のある発信が光りました。

2023年度

この年は該当者なしとなり、協会からのお詫びが掲載されるなど反省の意が示されました。

終わりに

日本ふんどし協会のベストフンドシストアワードは、ふんどしの認知度向上と普及のために、さまざまなジャンルから貢献者を表彰し、その魅力を広める活動を続けています。

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