ベネディクト・マサリン

ベネディクト・マサリン：カナダ出身のペイサーズを担うスコアリングガード

ベネディクト・リチャード・フェルダー・マサリン（Bennedict Richard Felder Mathurin）は、2002年6月19日生まれ、カナダ・ケベック州モントリオール出身のプロバスケットボール選手です。現在、NBAのインディアナ・ペイサーズに所属し、シューティングガードとして活躍しています。

カナダで育まれた才能

マサリンはカナダで生まれ育ち、バスケットボールだけでなく、アイスホッケーやアメリカンフットボールなど、様々なスポーツに親しんでいました。2018年には、メキシコで開催されたNBAアカデミーにカナダ人として初めて参加し、その才能の片鱗を見せ始めます。大学進学の際には、アリゾナ大学とベイラー大学からオファーを受け、最終的にアリゾナ大学への進学を決意しました。

アリゾナ大学での躍進

アリゾナ大学に進学後、マサリンは着実に成長を遂げます。1年目のシーズンでは、2021年1月2日のワシントン州立大学戦で24得点、2月14日のオレゴン州立大学戦では31得点を記録するなど、高い得点能力を発揮。平均10.8得点、4.8リバウンド、1.2アシストという成績を残しました。

2年目の2021-22シーズンには、エースとしてチームを牽引し、大きく成績を伸ばしました。シーズン終了後、2022年のNBAドラフトにアーリーエントリーすることを決意します。

インディアナ・ペイサーズでの挑戦

2022年のNBAドラフトにおいて、マサリンはインディアナ・ペイサーズから全体6位という高評価で指名を受けました。2022年7月3日にはペイサーズと正式に契約を結び、NBA選手としてのキャリアをスタートさせました。ルーキーシーズンからその高い得点能力を発揮し、チームの将来を担う存在として期待されています。

多彩なルーツと家族への想い

マサリンはハイチ系カナダ人であり、英語、フランス語、クレオール言語を話すことができます。また、姉のジェニファーもバスケットボール選手であり、ノースカロライナ州立大学でプレーしていました。彼には、12歳の時に自転車事故で亡くなった3歳年上の兄がおり、その兄への想いを胸に、日々プレーしています。

プレースタイルと将来への期待

マサリンは、高い身体能力とシュート力を兼ね備えたスコアリングガードです。特に、アウトサイドシュートの精度が高く、NBAでもその能力を発揮することが期待されています。また、高いバスケットボールIQを持ち、状況判断にも優れているため、チームに貢献できる選手として、今後の成長が楽しみです。インディアナ・ペイサーズの一員として、ベネディクト・マサリンがどのような活躍を見せてくれるのか、注目が集まっています。

個人成績

NBA レギュラーシーズン：(情報は入力データにありません)
カレッジ：(情報は入力データにありません)

外部リンク

* Arizona Wildcats bio

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