ベンドラメ礼生

ベンドラメ礼生：高校から日本代表まで駆け抜けたパスマスター

ベンドラメ礼生選手は、1993年生まれの福岡県出身のプロバスケットボール選手です。華麗なプレーと卓越したリーダーシップで知られる彼は、Bリーグ・サンロッカーズ渋谷に所属し、ポイントガードとしてチームを牽引しています。

高校時代：輝かしい実績

延岡学園高校時代は、1年生からベンチ入りを果たし、ウィンターカップに出場するなど、早くからその才能をいかんなく発揮しました。3年生時には、チームをウインターカップ優勝に導き、高校3冠を達成。1998年の能代工業高校以来となる快挙を成し遂げ、ウィンターカップベスト5にも選出されました。この頃の活躍は、彼の将来性を予感させるものでした。

大学時代：インカレでの活躍

東海大学に進学後も、彼の活躍は止まりませんでした。1年目からインカレに出場し、4年連続で決勝戦に進出。さらに、2012年にはアシスト王、2014年には優秀選手、2015年には敢闘賞を受賞するなど、大学バスケットボール界でもトップクラスの選手として君臨しました。これらの受賞は、彼の高いスキルと献身的なプレーを証明しています。

プロキャリア：Bリーグでの活躍と日本代表

2016年、日立サンロッカーズ東京（現サンロッカーズ渋谷）に入団。ルーキーイヤーとなる2016-17シーズンには、新人賞を受賞。平均8.4得点、2.7アシスト、1.7スティールという優れた成績を残し、その才能を証明しました。2018年にはB1リーグ通算1000得点を達成、同年にはBリーグオールスターゲームに初選出されるなど、着実に実績を重ねてきました。

日本代表としては、2016年に日本代表候補重点強化選手に選出され、その後もU24代表候補、アジア競技大会代表、そしてFIBAバスケットボールワールドカップアジア地区予選、東京オリンピック代表と、日本代表として数々の国際大会に出場。国際舞台でもその実力を発揮し続けています。

プレイスタイル：パスセンスとディフェンス

ベンドラメ選手の持ち味は、卓越したパスセンスと献身的なディフェンスです。コート上での状況判断、そして正確なパスで味方を生かす能力は、チームにとって大きな武器となっています。また、ディフェンス面でも粘り強く相手をマークし、ボール奪取に貢献。攻守両面でチームに貢献する、まさにオールラウンダーです。

受賞歴

Bリーグ 新人賞 (2016-17)
天皇杯 MVP (2019-2020)
* 天皇杯 BEST FIVE (2019-2020)

まとめ

高校時代から日本代表まで、数々の輝かしい実績を残してきたベンドラメ礼生選手。彼の卓越したスキルと献身的な姿勢は、多くのバスケットボールファンを魅了し続けています。これからも、彼の活躍から目が離せません。

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